「義理チョコ」は投資でもある!?イマドキ「バレンタイン」の楽しみ方

 

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。

どうする?バレンタインとの向き合い方

チョコ

明日はいよいよバレンタインデー。

最近は、お友達に渡す「友チョコ」、自分への「ご褒美チョコ」が流行っていて、デパートの特設会場では5,000円ほどするチョコも多く販売されています。

年に一度、様々な新しいチョコレートを見て歩くだけでも楽しいものですよね。

本命へのチョコレートを手作りしたい、という方向けに、100円ショップには様々な可愛らしいバレンタインラッピング用品が並べられています。それらを眺める女性たちの、幸せそうな顔!

友チョコ、ご褒美チョコの代わりに「義理チョコ」は減少傾向

チョコ

パートナーへの本命チョコに加え、友達や自分へチョコを送る習慣が主流になりつつある一方、職場などで配る、おなじみの「義理チョコ」を贈る人は少なくなっているそうです。

私がOLだった25年ほど前は、女性社員でお金を集めて同僚男性の人数分を購入し、バレンタインにせっせと配ったりしたものです。

最近は、同僚や上司、部下への義理チョコはやめるよう、社員に通知する会社もあるそう。義理チョコがなくなると、お互いの負担を避けられるのでホッとしている人が多いかもしれませんね。

「義理チョコ」=投資という考え方

ホワイトデー

とはいえ…、小学生の頃「何個もらった」と親に自慢していた男子は、大人になってもきっと、「義理でもいいから誰かからもらえないかな?」と内心ワクワクしているもの。

職場や学校、コミュニティで禁止されていないならば、そんな男性たちへのちょっとした「ありがとう」の気持ちを込めて、「義理チョコ」ならぬ「感謝チョコ」を送ってみるのはいかがでしょうか?

実は、ホワイトデーのお返しの金額は、バレンタインデーにもらったチョコの金額の1.2倍から2倍くらいが平均のようです。

こういう考え方はナンセンスでしょうが、1ヶ月で1.2倍以上のリターンがあるとおもえば、義理チョコ、感謝チョコは素敵な「投資」といえるかもしれません。

もちろん、相手が忘れているなどでお返しをもらえない場合もありますが、渡したお相手とよりよい関係性を築くことができれば、プライスレスな投資といえます。

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投資という考え方はさておき、感謝の気持ちを伝え、ほっこり笑顔になる時間を楽しみたいですね。

 

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朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本

Written by

稲村優貴子(ファイナンシャルプランナー)

2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在は Life For You 代表として相談・講演・執筆・メディア出演業務を行っている。相談件数は通算3000件以上。TBSテレビ『マツコの知らない世界』監修、日経WOMAN・北海道新聞・週刊ダイヤモンド等への記事提供、HBCテレビ『イチオシ!』出演等。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。
著書:『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』(河出書房新社)
資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、2級心理カウンセラー、野菜ソムリエ、ヨガインストラクター(RYT200)

★毎月第2金曜日16~17時 82.5 FM NORTH WAVE(ノースウェーブ)のラジオ番組「Ashirias1h(アシリアスワンエイチ)」内『教えてゆきこ先生』というコーナーを担当中(2023年4月現在)
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