おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
テレビ番組で人気!桐谷さんが活用する「株主優待」の始め方
(イメージ写真です)
テレビ番組で株主優待を使うために自転車で駆け回っている、大人気の投資家「桐谷さん」。
私は札幌のイベントステージで何度か共演して以来仲良くさせていただいており、使い切れなくなった優待券を送っていただくこともあります。
桐谷さんがやっている「株主優待」に興味はあっても、どう始めていいかわからない…という方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、投資の初心者さんに、株主優待とはなにか、どう始めたらよいかをお伝えします。
株主優待って?
企業の株を買ってその企業に投資することを株式投資といいます。
その企業に利益がでると配当がもらえます。企業によっては配当以外に投資家に優待品を贈る「株主優待」を実施しており、現在約1,500社が行っています。
例えば、100株10万円でA社に投資して配当が2,000円、優待商品が2,000円相当もらえるとしましょう。
配当は投資金額の2%、優待商品は2%相当となり、合わせて1年に4%相当もらえることになります。つまり、普通預金に比べると利回りがよいので、人気の投資となっています。
株式投資のリスクは
- 投資した金額より株価が下がる可能性がある
- 配当は利益がでない年はゼロになることもある
- 優待も内容が悪くなったり廃止になる
ことなどです。
株はどうやって買うの?
株は証券会社でのみ買えます。つまり、証券会社に口座がないと買えません。
まずは、証券会社に口座開設する必要があります。
大手の証券会社の窓口で口座開設することもできますが、口座管理料がかかったり株を購入する手数料が高い傾向にあります。
ネットの証券会社であれば、購入手数料が数百円や無料など安いいっぽう自分で判断、手続きする必要があります。
配当には約20%税金がかかるため、それを非課税にできるNISA枠を開設しその中で株を購入すると配当や株を売った場合に出た利益が非課税になります。
まとめ
株主優待はお金持ちがやることというイメージがあるかもしれませんが、安い株であれば100株5万円程度でも買えます。
わからない、難しいと放置しているとチャンスを見逃していることになるかもしれません。
どんな株を買ったらいいかは、ネット情報やマネー雑誌にヒントがたくさんあります。
興味があれば、まずは証券会社に口座開設して、NISA枠を設定することから始めてみましょう。