英語「How many in your party?」の意味って?
レストランなど、食事ができる場所でのやり取りされそうな、一往復の短い英会話例をまとめました!
I have an upset stomach, so I need to avoid spicy food.
(ちょっとお腹が痛いので、辛いものを避けたい。)
Why don’t you just order some soup?
(スープだけを注文すれば?)
upsetは「動揺する」「怒っている」「悲しい」など、様々な意味のある形容詞です。ただし、ここでupset stomachの意味は「腹の調子が優れない」になります。少々吐き気がしたり、腹痛がしたりというニュアンスです。
This place has awesome seafood. I think I’m going to get the lobster.
(ここのシーフードはめっちゃ美味しいよ。僕はロブスターにしようかな。)
I’m not a fan of fish. I think I’ll get the steak.
(私は魚が苦手だ。ステーキにする。)
not a fan of fishは「魚が苦手」という意味。日本語の「~が苦手」はbe bad at…と訳されることがありますが、この表現は何かのスキルが不得意だという時にしか使いません。I’m bad at English.(英語が苦手)、I’m bad at singing.(歌うのが苦手)。つまり「魚が苦手」と言いたい時にI’m bad at fish.とは言いません。
Up for dessert? The coffee and apple pie are amazing.
(デザートはどう? コーヒーとアップルパイはめっちゃうまい!)
Okay, sounds good. I need to do decaf, or else I’ll never get to sleep tonight.
(うん、食べよう。けど、私はデカフェにする。じゃないと絶対に眠れない。)
decafは、decaffeinated coffeeの省略語。日本語だと「カフェイン抜きのコーヒー」「カフェインレス」「デカフェ」など色んな風に言いますが、英語ではdecafが一般的。「カフェインレス」は和製英語です。
How many in your party?
(何名様でしょうか。)
There are five of us.
(5人です。)
多くの日本人は英語のpartyを楽しい集まりのパーティーの意味でしか知りませんが、もう一つの意味として「グループ」や「団体」もあります。アメリカのファミレスではHow many in your party?(お客様のグループは何人ですか?)と聞かれ、テーブルの用意ができたら「名字+party of+何人」と呼びかけられます。例えば私が5人グループで食べに行った際にはCrescini, party of 5!と呼ばれます。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- upset:動揺する、怒っている、悲しい
- upset stomach:腹の調子が優れない
- avoid:避ける
- not a fan of fish:魚が苦手
- decaf:カフェイン抜きのコーヒー(decaffeinated coffeeの省略語)
- party:グループ、団体
![](https://asajikan.jp/wp-content/uploads/2024/05/AdobeStock_440372800.jpg)
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
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著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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