おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
すぐできそう!楽しみながら続けられる「へそくり」アイデア5つ
へそくりというと、こっそり家族に内緒でお金を貯めるイメージがありますが、楽しく貯められるとモチベーションがあがります。
今回は、楽しみながら続けられる「へそくり」アイデアを5つ紹介します。
【1】チャレンジ貯金
毎日、少しずつお財布にあまっている小銭を貯金箱に入れる「チャレンジ貯金」です。例えば、1日目に100円、2日目に101円円、3日目に105円というように、前日より少しでも多い金額を入れるチャレンジもいいですね。
1年間続けると意外と貯まっているもの!しかも、ルールを決めればゲーム感覚で楽しめます。
【2】貯金アプリの活用
スマートフォンの貯金アプリを使って、自動的にお金を貯める仕組みを作るのもおすすめ。少額でも自動的に貯まる仕組みなら、コツコツ確実に貯まっていきます。
アプリには目標設定や達成状況が一目で分かる機能があり、モチベーションを維持しやすいですよ。例えば「Moneytree」や「楽天銀行アプリ」などがあります。
【3】「節約ジャー」の活用
佃煮やジャムの空き瓶などを利用して「節約ジャー」(貯金箱)を作成。このジャーに日々の小銭を貯めていく方法です。
可愛いシールやデリボンなどでデコレーションして自分だけのオリジナル貯金箱を作ると、貯金自体が楽しくなります。
透明なのがポイント!貯まっていくのが目に見てわかるので、モチベーションが上がって継続につながると思いますよ。
【4】ワクワクする貯金目標を設定
貯金の目的を明確にし、それが達成できたときに楽しめる「ご褒美」を設定しましょう。
旅行、欲しかったアイテムの購入、趣味のための資金など、自分がワクワクする目標を設定すると、貯金が楽しみになります。一度達成すると、また次にスタートしやすくなり、貯めることが習慣になっていきます!
【5】グループで貯金
社交的な方や、自分ひとりだと物事がなかなか続かないという方は、友人や家族と一緒に貯金を始めてみるのもおすすめの方法です。温泉旅行、ドライブなどしたいことを共有して同じ金額を貯めていきます。
お互いに進捗を報告し合い、励まし合うことで、途中離脱しにくくなります。そのぶんプレッシャーにもなりますが、誰かと楽しむための貯金(へそくり)なら、続きやすいのではないでしょうか。
私の貯金は多い?少ない?20~50代単身世帯の「平均貯金額」
まとめ
へそくりは、「いつの間にか貯まっていた」というのが理想です。仕組みを作って、いつのまにか貯まっているとうれしいものですね。
楽しみながら自分だけのへそくりを貯めてみてください。