5月17日:今日は「お茶漬けの日」
お湯を注ぐだけですぐに作れる「お茶漬け」。時間がない朝もサッと食べられるので、朝食に便利ですよね。
ところで、お茶漬けをはじめ和食に欠かせない「出汁(だし)」には、どのような良い効果があるのでしょうか?
減塩&肥満予防!「出汁」の役割
出汁がおいしいと感じるのは、昆布や鰹などに含まれている「うま味」成分によるもの。出汁のうま味は和食の美味しさのベースになるだけではなく、減塩にも役立つそうですよ。
たしかに出汁が効いていると、調味料を多く使わなくても十分においしく感じるもの。薄味でも満足感があるので、減塩につながると言います。
また、出汁自体がヘルシーなので、過剰なエネルギー摂取を防げるのも良いところ。出汁をうまく活用すれば、生活習慣病を予防するきっかけにもなるそうです。
他には、唾液の分泌を促進してくれる効果もあるのだとか。飲み込みやすくなり、消化もスムーズになると言います。
私は出汁を料理のベースに使うほか、スープ感覚で飲むこともあります。疲れたときに、パックで手軽に煮出したものを飲むと、ホッとできるんですよね。ジュースやコーヒーなどを控えたい方にもおすすめですよ。
良いことたくさんの「出汁」。日々の食卓に積極的に活用していきたいですね。
(参考:藤井寺市|日本の食文化「だし」の良さを知ろう)※PDFが開きます
「お茶漬けの日」とは?
お茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎氏の子孫にあたる永谷嘉男氏が創業した株式会社永谷園が制定。永谷園は1952年(昭和27年)に画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカー。「お茶づけ海苔」は2012年(平成24年)に発売60周年を迎えた。日付は永谷宗七郎氏の偉業をたたえ、その命日(1778年5月17日)に由来する。