おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回のテーマは、「睡眠の質」を上げて人生の質を整える方法。快適な毎日を送るための、日々のケアをお届けします。
世界屈指の不眠大国と言われている日本ですが、ちょっとした心がけで睡眠の質は上げられますよ。睡眠不足による不調に悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
眠りと人生の関係とは
毎日の睡眠には、脳や身体を休養させる働きに加え、以下のように「病気になりにくい体へ整える」役割もあります。
- 細胞を正常に戻す
- 免疫物質を作る
- 内臓・筋肉の修復
- 成長ホルモンの分泌
また、日中学んだことを脳に定着させたり整理する効果のように、思考に影響を与える力もありますよ。
質の良い睡眠は日々のパフォーマンスに大きく影響しますので、充実した人生を送るためにも、睡眠の質を上げることが大切です。
次項では、日々の心がけで簡単に取り入れられる睡眠の質を上げるポイントをお伝えいたします。
上質な睡眠を取るための日々のケア4つ
【1】睡眠時間を見直す
睡眠は、その時間よりも目覚めの良さが大切になります。
たとえ毎日8時間眠っているとしても、目覚めがすっきりしなかったり、疲れが残っていると感じる場合は、深い眠りが取れていないということ。
- 毎朝すっきりと目覚められる日はほとんどない
- 睡眠時間は足りているはずなのに日中睡魔に襲われることが多々ある
などの場合は、睡眠の見直しが必要です。まずは、自分にとってのベストな睡眠時間を把握しましょう。
休みの日など、目覚まし時計を使わないで自然に目覚め、疲労感も残っていない感覚はどのぐらいの睡眠時間なのかをチェックしてみてください。
【2】入眠前1時間の過ごし方を見直す
入眠前は、ゆったりした気持ちを作ることが大切です。副交感神経を優位にした状態で眠りにつくと、睡眠でもっとも大切だと言われている入眠後3時間の睡眠の質が上がります。
入眠の1時間前までに入浴を済ませておきましょう。
入浴直後は体温が多少上がって入眠には不向きですので、1時間前に済ませて体温が下がるタイミングに眠るのが、質の良い睡眠の味方になります。
その他に
- ハーブティーでリラックス
- 芳香浴で自律神経バランスを整える
- 照明を暗めにする
など、眠りの前には気持ちがゆったりできるような時間を作るようにしましょう。
【3】「起きてすぐ」の習慣をつくる
- 朝日を浴びる
- 深呼吸をする
- 5分ほどの熱いシャワーを浴びる
これらのアクションにはいずれもホルモンバランスを整えたり目覚めをよくする効果があり、それによって夜になると自然に眠くなるようなホルモン物質も分泌しやすくなります。
朝起きたらすぐにやる習慣をつくって、身体をしっかりと活動モードに切り替えましょう。
【4】カフェインは夕方まで
夕方以降にカフェインが入っている飲み物を飲むと、脳が覚醒して睡眠の質に影響が出てしまう場合があります。
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
- ウーロン茶
などカフェインが入っている飲み物は日中までにして、夕方以降は
- ハーブティー
- ルイボスティー
- ごぼう茶
などのノンカフェインのものを飲むようにしましょう。
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睡眠の質を上げることで身体や思考も活動的になり、人生がより充実するようになります。ぜひ、お伝えさせていただいた内容の中で取り組めそうなものがあったら、ぜひ始めてみてください。
★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
おうかじゅんこ ハッピーアラフィフ腸活健康チャンネル YouTube( https://www.youtube.com/channel/UCLBEZ_9Z3AygJ5hCLoSQ0dA )
次回もどうぞおたのしみにしていてください。