マスクの摩擦、寒さによる血行不良などで肌が荒れると、粉吹き、くすみ、毛穴落ち、メイク崩れなど、ベースメイクの悩みが生まれがち。
春は「はじめまして」の出会いが増える季節ということもあり、第一印象を左右するベースメイクをできるだけ良い状態でキープしたいですよね。
そこで今日は、美容のプロ直伝の、美肌を作る「ベースメイク」テクニックをご紹介します。
マスクによるメイク崩れを防ぐ3つのコツ
花粉症対策や風邪予防などでマスクの着用が欠かせない今の季節。マスクによってメイクが崩れやすいと感じることも。
エステティシャン・美容家の永松麻美さんによると、マスクによるメイク崩れを防ぐには、メイク時に以下3つを取り入れるこトが有効なのだそう!
【1】ベースメイク前に「ティッシュオフ」
【2】「マット」なファンデを選ぶ
【3】仕上げにメイクを「フィッティング」
メイク崩れを防ぐには、まずは土台となるお肌のスキンケアをしっかりと行うことが大切。
そして特にポイントとなるのがメイク前にティッシュオフすること。表面の余分な油分をオフすることで、メイク崩れをおさえる効果が期待できますよ。
また、ベースコスメは少しマットな質感で、油分少なめの下地やファンデーションを選ぶのもコツなのだとか。
メイク終了後には、崩れを予防するミストをプラスするとさらに持ちが良くなるそうですよ!
(参考:朝のひと手間が効く!「マスク」によるメイク崩れを防ぐコツ3つ)
下地で「血色感」をアップ!
寒い季節は血行が悪くなり、顔がくすんでしまいがち。そんなときはコスメコンシェルジュの稲毛登志子さんのベースメイクテクニックを取り入れてみましょう。
まずは「化粧下地」を変えること。くすみをカバーできる「ブルー」や「ラベンダー」の下地も良いですが、寒い季節は顔色がふわっと明るくなるピンク系の化粧下地がおすすめだそうですよ。
続いては「ファンデーション」です。ピンク系のファンデーションを使うと、自然な血色感が出ていきいきとしたお肌に見せてくれます。
最後はチークです。ファンデーションの前にチークを塗ると、ナチュラルに血色アップができるのだとか。
化粧下地の後にクリームチークを塗り、ファンデーションを塗るだけでOK。チークとファンデーションの順番を変えるだけで、顔色が明るく見えるそうですよ。
(参考:寒い季節の顔色を明るく!「血色感」ベースメイク術♪)
目的別!「クッションファンデ」の塗り方
いまや定番となった「クッションファンデーション」。手を汚さずに時短でファンデが塗れるので便利なコスメですよね。
しかし、「厚塗りになる」「ムラになる」「カバー力が低い」などクッションファンデーションをうまく使いこなせない方も多いよう。
稲毛さんによると、「ファンデに求めているものは人によって違うため、なりたい肌に合うツール選びが重要」なのだとか。
例えば、シミやクマなど肌のアラを隠したいなら、付属の「パフ」がおすすめ!
厚塗りになりがちな方は「ブラシ」を使ってみて。ブラシなら薄膜が張ったような素肌感に仕上がるそうです。
カバー力ならパフ、ナチュラル肌ならブラシと、自分の目的に応じてツールを使い分けてみてくださいね。
(参考:パフorブラシ?仕上がりに差が出る「クッションファンデ」の塗り方)
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以上、肌をキレイに仕上げる「ベースメイク」のテクニックをご紹介しました。
少しの手間でキレイな肌がキープできるので、ぜひ試してみてください♪