おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。
この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。
ここ数か月の間に、整理収納コンサルティングにうかがっているお客様方から、冷蔵庫の収納に使いやすい収納用品についてよく聞かれます。
今回は、片づけのプロがおすすめする「冷蔵庫収納用品に欲しい」3つの特徴を、わが家の冷蔵庫収納とともに紹介します。
使える!冷蔵庫収納グッズのポイント3つ
【1】「見える」収納用品
冷蔵庫収納を考えるとき、中身が見える収納用品を取り入れることをおすすめします。
冷蔵庫は、中身がごちゃついて見えやすい空間です。よくみるカラフルな食品パッケージや、見た目が派手なボトルなど、シンプルとは遠いところにありますよね。
そんなごちゃつきを隠すとすっきりするのは確かですが、中身が見えないがゆえ、食材の存在そのものを忘れてしまう危険があります。
表面にラベルを貼って中身がわかるようにするというやり方もありますが、家族の食べる量や暮らし方の変動で、日々選ぶ食材も変わっていくもの。その都度、ラベルを変更する手間をかけるのは、現実的ではありませんよね。
半透明、透明など、中身が見える素材の収納グッズなら、食材を探したり、中身を忘れたりといった不便さを減らせますよ。
【2】「冷気循環する」収納用品
これはわが家で実際に使っている冷蔵庫収納用品です。
ご覧の通り、サイドにたくさんのスリットが入っており、冷気を循環させられるようになっています。
このように、使いかけの野菜や、切りっぱなしの野菜などをまとめて収納する際「こもらない収納」が可能になり、食材の傷み進行を防いでいます。
ちょっとしたことですが、スリットがあるだけで、風通しのよい庫内を保つのに役立ちますよ。
【3】「引き出せる」収納用品
一般的に、冷蔵庫の奥行きは30cm以上あります。
いくら中の見える収納用品を採用していても、よく見えるのは前面のみ。奥にある食材に手が届きやすいよう、引き出しやすい収納用品を選ぶこともおすすめします。
特に、冷蔵庫最上段は目線の上にあり食材に手が届きにくいですよね。
引出しやすい収納用品で、すべての食材に手が届くようにしておくのも、食材ロスを防ぐのに大事な要素です。
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まとめ
片づけのプロがおすすめする、「冷蔵庫収納用品」に求めたい3つのポイントを、実例とともにご紹介してきました。
わが家でも実際に活用している、これら3つの特徴を満たした収納用品は、多くのお客様宅でも取り入れてきて、かなり高評価をいただいています。
私のように管理が苦手で、中身が見えないと食材ロスが増えそうな不安のある方は、ぜひ今回挙げた特徴3つをクリアした収納グッズで冷蔵庫で使ってみてください。
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