毎日の料理と切っても切れないキッチン家電、そして収納場所でもある「冷蔵庫」。クローゼットやタンス、本棚など他の収納場所と同じで、あいている場所にどんどん食品をしまいこんでいると、「あれ、どこにしまったっけ?」「奥のものが取り出しにくい!」なんて不具合が起こってしまいますよね。
料理の効率化やモチベーションアップだけでなく、賞味期限切れや買い過ぎなどによる食品ロスを防ぐためにも、冷蔵庫の中はできるだけスッキリした状態を保ちましょう!
今日は、整理収納アドバイザー ゆりんごさんの連載記事から、真似したい「冷蔵庫収納のアイデア」をピックアップしてご紹介します♪
【1】あらかじめ「余白」をつくっておく
冷蔵庫の中がいつもぎゅうぎゅうでスキマがない状態だと、奥のものが取り出しにくいのはもちろん、室内温度が冷えにくくなったり、電気代が余計にかかったりする可能性が。
思い当たるふしがある…という方は、まずは冷蔵庫の中のものをすべて出して余分なものを廃棄し、収納し直すときに「何も置かない余白のスペース」を作ってみてください。
その「余白のスペース」は基本的に、常にあけておくのがポイント。余白があることで室内温度を保ちやすいだけでなく、急ないただきものがあったときや、おかずがたくさん余ってしまったとき、他のものを動かさなくてもすっと収納できるメリットが。
余白があることで使いやすさ&見つかりやすさもアップして、食品ロスにもつながります。
忙しくても食品ロスは防げる!使いやすい「見える化冷蔵庫」の作り方
【2】「すぐ食べるコーナー」を作る
賞味期限が近いものや食べるのを忘れがちな食品は、ひとまとめにしてわかりやすいラベルをはり、目につく場所に置いておくのがおすすめ。
上の写真のような中が見えやすいかごなどに入れて、「今週の食材」や「eat me!」などのラベルをオン。冷蔵庫を開けたときにパッと目に入る場所にかごごと置いておくと、食べ忘れを防ぎやすくなります。
1~2週間に1回など、賞味期限が近いものがないかを定期的にチェックする習慣を取り入れて、不要なものが入っていない、いつもフレッシュな冷蔵庫を目指しましょう!
【3】マスキングテープに開封日を書く
買った時は食べきる気満々でも、気がつけば賞味期限切れになっている調味料や、ジャムや缶詰などはありませんか。
開けたその日に食べきることのないジャムやドレッシングなどは、開封日を忘れないために簡単で良いのでマスキングテープに書いて貼っておくのがおすすめ。「○/○までに使い切る」と期限の目安を書いておくのもgood◎
期限が近くなったものは「すぐ食べるコーナー」に入れたり、目に入りやすい場所に置くようにしましょう。
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余白スペースやかご、ラベル、テープなどを使った、冷蔵庫収納に役立つお手軽アイデアをご紹介しました。
どれも冷蔵庫を買い換えることなくすぐできますし、仕組み化して習慣にしてしまえば、冷蔵庫の使いやすさと料理の効率がアップして、食品ロス解消にもつながりますよ!是非試してみてください。