おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:美しい「割りばしの割り方」マナー
日常生活の中で使うことが多い「割りばし」は、日本で古くから使われてきました。
一目で「未使用」と分かる割りばしは、使う前に「割る」作業が必要。今回は、割りばしの割り方に関するマナーをお伝えします。
割りばしを割る時、割りばしの向きは、縦と横どちらにしていますか?
実は割りばしは、横にして割るのがマナーとされています。
割り方の手順は次の通りです。
1) 袋から出す(袋はテーブルの端に置く または 箸置きがない場合は箸置きにする)
2) 割りばしを、箸先を左側にして、膝のあたりで横にして持つ
3) 箸の片方(下側)をしっかりと固定し、反対側(上側)の箸をゆっくりと扇形に引っ張る
割りばしを縦にして左右に割ると、勢いで横の人に当たったり、お皿に当たってしまったりする危険があります。
これらを防ぐため、割りばしは横に寝かせて上下に割る、とされています。
また、割っている姿を周りの人に見られないように、膝の付近で割るのもポイントですよ!
割りばしは、縦にした方が割りやすい気がしますが、実は、力学的にも横向きの方がキレイに割れると言われています。
割りばしを縦にして割ったからといって、人に当たったり、お食事をこぼしてしまったりということはあまりないかもしれません。
しかしながら、リスクを考え、「ヒヤッとさせない心遣い」として、横向きにして割るよう意識したいですね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!