傷みが気になる、暑い季節のお弁当。しっかり加熱する、保冷剤を活用する、ご飯をしっかり冷ます…など、基本的な対策をしている方が多いと思います。
それらの対策と合わせて意識したいのが、殺菌効果がある食材を使ったり、水分をオフしたりといった「傷みにくいおかず」作りです。
この記事では、料理研究家 かめ代。さんの工夫が詰まった、夏のお弁当に適した「傷みにくい」おかずレシピを3つご紹介します♪
コロコロ可愛い「ちくわのコロコロ揚げ」
傷みにくい加工食品のちくわを使った「ちくわのコロコロ揚げ」です。
そのままでも食べられるちくわですが、食中毒の予防のためには加熱するとさらに安心。小さく切ることで、少ない油でも中までしっかりと火が通りますよ。
ゆかりの色合いがきれいなので、お弁当に彩りをプラスしたい時にも便利!
(揚げ油は大さじ1だけ!時短「ちくわのコロコロ揚げ」のお弁当 )
夏にぴったり!「梅と大葉のひき肉ピカタ」
さっぱりとした味わいの「梅と大葉のひき肉ピカタ」は、柔らかく食べやすいところも魅力のおかず。
水分が多いほど菌が繁殖しやすいと言われますが、このピカタは水分がないので食中毒予防にぴったり。
梅と大葉には抗菌効果も期待できるので、まさに、夏場のお弁当向きの一品ですね♪
( 夏向き!「梅と大葉のひき肉ピカタ」「細切り野菜のバター炒め」2品弁当 )
さっぱり食べられる「ぺらぺらにんじんナムル」
ペラペラにすることでにんじんに味がよく絡む、さっぱりとした「ナムル」です。
防腐効果があるお酢は、夏場のお弁当作りに欠かせない調味料。このナムルは、味付けにお酢を使っているので、傷み防止効果が期待できます。
薄切りは、ピーラーを使えばとっても簡単!いつものナムルとはちょっとちがう食感を楽しめますよ♪
(油大さじ1だけ!「鶏と夏野菜の唐揚げ」「ぺらぺらにんじんナムル」)
食中毒が気になる季節に役立つ「傷みにくい」お弁当おかずレシピを3つご紹介しました。
暑い夏も、お弁当の時間をおいしく楽しむために、そして、健康な体をキープするために。傷みにくいおかずを活用して、賢く食中毒を予防していきましょう!