油大さじ1だけ!「鶏と夏野菜の唐揚げ」「ぺらぺらにんじんナムル」2品弁当

 

みなさま、おはようございます。料理家の「かめ代。」です。

心が楽になる2品弁当。連載第154回目の2品弁当は

  • 鶏と野菜の揚げない唐揚げ
  • ぺらぺらにんじんのナムル

のレシピをご紹介します。

大さじ1の油で、揚げずに揚げ焼きして作る唐揚げ。今回は、夏野菜もたっぷりと入れてボリューム満点に!

唐揚げを調理している間に、にんじんはレンジでラクラク。野菜たっぷりのボリューム弁当!お楽しみください。

油大さじ1だけ!「鶏と夏野菜の唐揚げ」「ぺらぺらにんじんナムル」2品弁当

「鶏と夏野菜の唐揚げ」「ぺらぺらにんじんナムル」2品弁当

1品目 鶏と夏野菜の唐揚げ

(材料)1人分

  • 鶏もも肉 100g
  • ピーマン 1個
  • なす 1/4本
  • (A)しょうゆ 大さじ1/2
  • (A)酒 大さじ1/2
  • (A)砂糖 小さじ1/2
  • (A)おろししょうが 小さじ1/2
  • かたくり粉 大さじ2
  • 油 大さじ1

(作り方)

1) 鶏肉は小さめのひと口大に切る。ピーマンとなすはちいさめの乱切りにする。(A)をもみこみ、室温で5分程度置いておく。

※短時間で火が通るよう、鶏肉は小さめにカット。なすは量も少ないのでアク抜きせずにすぐに使用します

※室温に置いておくことにより、その後の火の通りや味しみがよくなります

鶏と夏野菜

2) かたくり粉を大さじ1程度入れてからめ、しっとりとしたら、残りのかたくり粉をまぶす。フライパンに油を入れて中火で熱し、鶏肉の皮側を下にして並べ入れ、野菜も並べ入れる。

※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です

鶏と夏野菜の唐揚げ

※鶏もも肉の脂も利用して唐揚げにします。必ず皮をしたにして焼いてください。鶏むね肉などを使用するときは、油を倍量に増やしてください

鶏と夏野菜の唐揚げ

3) ふたをして2~3分加熱。裏返してもう片面もこんがりと焼き、全体に火を通す。

鶏と夏野菜の唐揚げ

野菜が多めのため、最後、全体を炒めるようにして、側面にもしっかりと火を通します。

鶏と夏野菜の唐揚げ

4) キッチンペーパーの上に取り出し、油切りをしながら冷ましておく。

2品目 ぺらぺらにんじんのナムル

(材料)1人分

  • にんじん 100g
  • ごま油 小さじ1/2
  • 塩 ひとつまみ
  • 酢 小さじ1/2
  • すりごま(白) 大さじ2

(作り方)

1) にんじんはピーラーで薄切りにして…

にんじん

耐熱容器に入れ、ごま油と塩を入れてからめる。

にんじん

2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。

※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)使用しています

にんじん

3) 酢を入れて和えてからすりごまを入れて混ぜる。

にんじんナムル

2品弁当の詰め方プロセス

1) ご飯は左側に斜めに詰めて大葉を仕切りにする。

2品弁当の詰め方

2) 鶏と野菜の唐揚げをごはんに沿わせるようにして詰める。

2品弁当の詰め方

3) 空いている部分に副菜のにんじんをしっかり詰める。

2品弁当の詰め方

4)  ごはんの上に梅干しをのせ、黒いりごまを散らす。

※分量外の材料(ごはん1人分、梅干し1個、いりごま少々、大葉 1枚)

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「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?

人気の唐揚げ。鶏肉だけだと、1人分のお弁当を作るのに、フライパンの余白が無駄になるなと、野菜も一緒に唐揚げにしています。

夏は、ピーマンやなすがおすすめ。なすは油を吸うので、少なめにしてみてください。

2品弁当の詰め方

にんじんはさっぱりと塩と酢で味付けを。こってり甘辛の唐揚げとの相性もよく、酢を使うと暑い時期も傷みにくいですよ。

毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。

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料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

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忙しい朝でも作れる♪「心が楽になる2品弁当」

人気料理研究家のかめ代(かめよ)さんによる、弁当メニューとレシピ、詰め方レッスン。時短で楽に作れておいしい2品弁当、唐揚げや卵焼きなど定番お弁当おかずやおにぎり、お手軽レンジおかず、ダイエット中に役立つヘルシーレシピ、傷みを防ぐコツも。
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

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