みなさま、おはようございます。料理家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第181回目の2品弁当は
- 鶏の唐揚げ
- 塩昆布の両面目玉焼き
のレシピをご紹介します。
大さじ1の油で、揚げずに揚げ焼きして作る唐揚げ。今回は、下味に「酢」を入れて。うまみとやわらかさをアップ!
また、お弁当おかずには嬉しい「傷みにくい」という作用が「酢」にはありますよ。野菜と一緒に揚げ焼きにして仕上げましょう。
添える卵は、こちらも、この連載でおなじみの卵焼きよりずっと早くて楽!「両面目玉焼き」です。
お弁当作りはじめてさんにもお試しいただきたい2品弁当、ぜひお試しください。
うまみの“酢”が決め手!「鶏の唐揚げ」「塩昆布の両面目玉焼き」2品弁当
1品目 鶏の唐揚げ
(材料)1人分
- 鶏もも肉 100g
- エリンギ 小1本
- にんじん 3cm程度
- (A)しょうゆ 小さじ1
- (A)酢 小さじ1
- (A)おろししょうが 小さじ1/2
- かたくり粉 大さじ2
- 油 大さじ1
(作り方)
1) 鶏肉は小さめのひと口大に切る。エリンギは横半分に切ってから縦に4等分、にんじんは輪切りにする。鶏肉に(A)をもみこみ、室温で5分程度置いておく。
※短時間で火が通るよう、鶏肉は小さめにカットしましょう
※室温に置いておくことにより、その後の火の通りや味しみがよくなります
2) かたくり粉を大さじ1程度入れてからめ、しっとりとしたら、残りのかたくり粉をまぶす。フライパンに油を入れて中火で熱し、鶏肉の皮側を下にして並べ入れ、野菜も並べ入れる。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※鶏もも肉の脂も利用して唐揚げにします。必ず皮を下にして焼いてください。鶏むね肉などを使用するときは、油を倍量に増やしてください
3) ふたをして2~3分加熱。
裏返してもう片面もこんがりと焼き、全体に火を通す。
最後、全体を炒めるようにして、側面にもしっかりと火を通します。
4) キッチンペーパー等の上に取り出し、油切りをしながら冷ましておく。
※フライパンは洗わずに、フライパンに残った油を利用して両面目玉焼きを作りましょう
2品目 塩昆布の両面目玉焼き
(材料)1人分
- 卵 1個
- 塩昆布 大さじ1
- 刻みネギ 少々
作り方
1) フライパンに残った油が多かったらふきとり、中火で熱し、卵を割りいれてねぎをちらし…
黄身をヘラ等でつついてつぶす。
2) ヘラで裏返して塩昆布を置く。
3) ヘラで折りたたんで適当な大きさに切る。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ご飯は左側に斜めに詰めて大葉を仕切りにする。
2) 鶏と野菜の唐揚げをごはんに沿わせるようにして詰める。
3) 空いている部分に両面目玉焼きと野菜を詰める。
4) ごはんの上に梅干しをのせ、黒いりごまを散らす。
※分量外の材料(ごはん1人分、梅干し1個、いりごま少々、大葉 1枚)
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「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
定番の唐揚げ。色々な作り方がありますので、お好みの味つけを見つけてみてください。
今回は、「酢」を入れてうまみとジューシーさをアップしています。酸味はほのかに残りますが、さっぱりと美味しい唐揚げになりますよ♪野菜も一緒に焼くと、本当に便利!
超速(笑)の卵のおかず、両面目玉焼きと一緒に。毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!