おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:夏の「におい」マナー
湿気の多い梅雨、そして、汗を多くかく夏。「におい」の気になる季節がやってきましたね。
今回は、暑い時期も爽やかな印象を保つために気をつけたい「におい」マナーについてお伝えします。
まずは「汗対策」!
夏のにおいマナーといえば、やっぱり「汗」!暑い時期に汗をかくことは止められませんので、対策は必須です。
【1】肌着を身につける
速乾機能がついた肌着などの「機能性下着」を身につけると、汗が蒸発しやすい環境を作ってくれるため、汗によるにおいが起こりにくくなります。
汗をかきやすい方や、においが気になる方は、ぜひ機能性下着を取り入れてみてください。
【2】汗は、濡れた布ですぐに拭きとる
実は、汗自体は無臭なのだそうです。汗が出て一時間ほど経つと、菌が繁殖してにおいの原因になるのだとか。
つまり、汗をかいた後すぐに拭くことで、時間経過に寄るにおいを防ぐことができます、
なお、この時「乾いた布」で拭くと、汗の水分だけ吸収され、においの成分は肌に残ったままになってしまうそう。「ボディシートや濡れタオル」で拭くのがおすすめです!
【3】制汗剤を使い分ける
様々な種類がある制汗剤。効果的な使いかたをしていないと、効力を発揮しません。
制汗剤をシーンに応じて使いわけるようにしましょう!
【ロールオンタイプ】
汗をかく前など、肌が清潔な状態で使います。
【スプレータイプ・シートタイプ】
汗をかいたあとに使います。
夏場の「香水」マナー
夏場は特に、香りが強くたちますし、汗のにおいと混ざってしまうため、注意が必要です。
使う際は、つけすぎに気を付けて、夏場は爽やかな香りを選ぶといいですね。
「生乾き臭」も気になる
雨の日などに服が濡れてしまうと、生乾きのようなニオイの原因になることもあります。
外出時、すぐに家に帰って着替えたり乾かしたりできないときは、可能であれば「ファブリーズ」などの布用の消臭剤を活用して乗り切りましょう!
なお、ファブリーズは衣類に少し水分を含んだ状態(湿った状態)で使うと有効だそうですよ。
(参照:P&GのライフスタイルWEBサイト「マイレピ」内「よくあるご質問:消臭・除菌効果」)
「体調」にも気をつけよう
実は、ストレスや食生活でも、体から出るにおいは変わるそう。
暑い時期も、適度な睡眠、運動、バランスの良い食生活を意識して過ごしましょう!
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「スメハラ(スメルハラスメント)」という言葉があるくらい、ニオイは周りの人のご機嫌度を大きく左右します。
ニオイにも気を配り、「暑さを感じさせない」印象で、楽しい夏を過ごしてくださいね!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!