おはようございます!ピラティスインストラクター みぃです。
きついトレーニングをしなくても、わざわざ時間を作らなくても、今すぐできるダイエットがあったら最高だと思いませんか?
実は、そんな最高な方法があるんです!
それはピラティスの基本呼吸で知られる「胸式呼吸」。肋骨をたくさん動かす胸式呼吸は、「内臓のコルセット」と言われるお腹周りを覆う腹横筋や、くびれを作る腹斜筋など、お腹周りの筋肉を常に使います。さらに、腹式呼吸に比べて交感神経が活発に働く呼吸法でもあります。
交感神経は脂肪の燃焼も促すので、胸式呼吸はお腹周りの引き締めにピッタリなんです!
今回は肋骨の動きを感覚的に体感しやすくするために、タオルを使って行います。少し長めのフェイスタオルなどをご準備くださいね。
くびれを作る!「胸式呼吸」
長めのタオルやベルトなど、肋骨を覆えるものをご準備ください。
1) アンダーバストのラインをタオルなどで覆う
2) 背筋を天井方向に長く伸ばし、みぞおちのところでタオルの端を掴む。
※軽くおしっこを我慢するような意識・お腹を薄く引き上げる意識を入れましょう。(この意識をずっと保ちます)
3) 鼻から息を吸い、肋骨の両側でタオルを押し広げる(お腹は薄いまま)
※このとき、タオルの端が互いに離れていきます。
4) 口をすぼめて遠くのロウソクを吹き消すように息を吐き出し、肋骨を自分の内側・そしておへその方向に下ろしていく
※このときタオルの端を両手で軽く引っ張り、肋骨を引き締めるサポートをしましょう。
5) (3)〜(4)をまずは5回繰り返す
息を吸うと背中が反る人へ
背中が反ってしまうと、お腹周りの筋肉が働きにくくなってしまいます。
その場合は、上半身を20〜30度ほど前傾させて、背中を軽く湾曲させ呼吸を繰り返しましょう。
お腹は薄く引き上げたまま、意識を背中側にフォーカスさせます。息を吸うと、背中側の肋骨と肩甲骨が互いに遠ざかるようなイメージで行いましょう。
効く場所
お腹周り
回数の目安
5回程度(集中できる範囲で、何度行なってもOK)
エクササイズのポイント
姿勢を保つこと。
→背筋を真上に長く伸ばすことで、より効果的にお腹周りの筋肉を活発に使うことができます。背筋を伸ばして軽く顎を引いたときに見えたものを、ずっと見続けて行いましょう。
呼吸を繰り返していくうちに、見ていたものから目線が上がったり、または下がったりしたなら、姿勢が崩れてきたサインです。
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いかがでしたか?
腹圧を残したまま息を吸い、息を吐くとお腹に力が集まってくる。そんな感覚が生まれてきたらバッチリです♪
「できる範囲で」「無理なく」を大切に。小さな積み重ねが、大きな変化を生みます。変化の過程を、一緒に楽しみましょうね。
今回のエクササイズ動画をInstagramにもアップしました!ぜひ動画もご活用ください。
動画はこちら▼
https://www.instagram.com/reel/CpHqmJpAPMn/
最後までお読みいただきありがとうございます!今週も健やかに過ごせますように♪
★この連載は<毎週木曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!