おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
日々の暮らしの中で、家族で共通して使うモノの収納はどうされていますか?
家族から「あれどこいった?」と何度も聞かれることはありませんか?前にも言ったのに…また聞かれる…ともやもやしてばかりという方もいるのではないでしょうか。
今回は、家族から「あれどこいった?」と言われない収納づくりのポイントをご紹介いたします。
適切な収納する場所と方法は?
LDK(リビング、ダイニング、キッチン)で、家族がよく行き来する場所がおすすめです。
さらに、家族が共通して使う暮らしのアイテムを集約するのがおすすめです。引き出しにラベリングしておけば、どこに何が入っているか一目瞭然です。
引き出せばワンアクションで取り出せる!
引き出しの中を見ていきましょう。引き出して、ぱっと見で目的のモノが見える収納がポイントです。
引き出しの中に、さらにボックスに入れて収納してあると探しにくくて、家族から「どこ?」と聞かれることになってしまいます。
セット収納でワンアクションで取り出せる
例えば、ご祝儀袋とセットで収納してあるのは、筆ペンと名前スタンプです。引き出しを引き出せば、冠婚葬祭時に必要なご祝儀と名前書きのアイテムをひとそろえできます。
さらにおすすめは、ピン札を一緒に収納しておくこと。突然の出来事にも慌てずに対応できますよ。
こちらの引き出しには、領収書と一緒に電卓と小銭をセットで収納してあります。領収書と一緒に使うことの多い電卓をセットで収納して、ワンアクションで取り出せます◎
外箱から出して、在庫ゼロ回避
家族が共通して使う薬などは、減り具合も把握しづらいもの。そこで、外箱から出して収納して在庫管理をしやすくするのがポイント。
説明書に使用期限を記載し、輪ゴムで薬と一緒に収納。ドラッグストアに行く前に、引き出しの中を確認するだけ!いちいち外箱の中をのぞかなくてすみます。
使っているのはダイソーやセリアなどで売られている「くつした整理カップ」です。S、M、Lサイズの3サイズ展開なので、収納したいモノによってサイズを選べます。
さきに紹介した乾電池収納も、引き出しの中を確認するだけで在庫管理ができるので、本当に楽ですよ!
細々したアイテムはカテゴリー別に
ペン、消しゴムやのりなど、細々した文房具も引き出し収納で。
引き出しの手前によく使うものを収納すると、引き出したときに取り出しやすいのでおすすめです。
まとめ
リビング収納に集約してから、家族からの「あれどこいった?」はなくなりました。ただ、リビング収納の前でどこだ?と探していると、ついつい「右の上の引き出しだよ」と口を出してしまいます。「あれどこ?」と聞かれるより、自分から伝えるのはなぜだかもやもやせず心地よくすらあります。
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!