おはようございます。エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。
年齢を重ねて徐々に抜け毛や白髪など髪にまつわる悩みが増えてきた、という経験がありませんか?私自身も40歳を過ぎてからそんな悩みを抱えてきました。
そして、試行錯誤を繰り返し、45歳にして理想のヘアケア、スカルプケアにたどり着くことができました。
今回は、そんな体験をもとに、健やかな黒髪を育むために私自身が続けてきたスカルプケアをステップ順にご紹介します。
【1】まずはブラッシングから
夜のケアでは、シャンプー前の乾いた状態の頭皮と髪をブラッシングすることからスタート。
この時、不要な力は抜くことが大切です。
ブラッシングすることで、髪のほつれや髪の表面に付着したほこりなどを落とせます。また、頭皮の汚れも落としやすい状態になり、頭皮の血行を促進させる効果も期待できます。
【2】ディープクレンジングや予洗いはマスト
日頃のシャンプーだけでは落としきれない汚れがあります。週に1、2度、ディープクレンジングを行い、しっかり落とすことを習慣にしましょう。
ディープクレンジングにより頭皮環境がよくなり、栄養分などが行き渡る状態に整えることができます。
このほか、シャンプー前には必ず予洗いを。38℃程度のぬるま湯で、髪をかき分けながら頭皮にシャワーを当てるようにして予洗いしましょう。
ディープクレンジングの方法はいろいろありますが、結局のところ面倒がない方法が1番という結論に至りました。
最近のお切り入りは、ドランク エレファント ティーエルシー ハッピー スカルプスクラブです。
スカルプケアアイテムとしては非常に珍しいスクラブ入りで、乾いた状態の頭皮に使用します。
頭皮表面を柔らかくしながら、頭皮に残ったスタイリング剤や古い角質を除去し、フケやかゆみを抑えて健やかな頭皮を保つ効果が期待できます。
【3】シャンプー剤で優しく頭皮を洗う
シャンプーは、頭皮や髪のうるおいを奪い過ぎない洗浄力のものを選ぶことが重要。そして、よく泡立ててから使い、指の腹を使って頭皮を傷めないように注意しながらよく洗います。
泡立てが苦手な方はネットなどのツールを使うほか、炭酸シャンプーを使うと言う方法も。
炭酸シャンプーには頭皮の血行を促進させる効果や頭皮の汚れを落とす効果など嬉しい効果が期待できます。
私の最近のお気に入りは、こちらの2品。
乾燥によるパサつきが気になるときは、左のルメント スパークリングオイル クレンジング&シャンプー、頭皮のベタつきやニオイ、ボリューム不足が気になるときは、右のルメント スパークリングオイル クレンジング&シャンプー ブラックというように、使い分けています。濃密な泡で心地よく洗えます。
【4】しっかりすすぐ
シャンプー後は、髪をかきわけながら、しっかりとシャンプーや汚れが落ちるまでぬるま湯ですすぎます。
【5】トリートメントを揉み込んですすぐ
白髪染めを使用しているなら、シャンプーもトリートメントも色褪せやパサつきなどにケア効果があるものを使うのがおすすめです。
髪の状態に合ったトーリトメントを毛先を中心に塗り、よく揉み込みます。そして、商品の指定時間があればそれに従い、なければ3分程度待ってから洗い流しています。
【6】タオルドライで水気を取る
濡れた状態の髪はデリケート。ゴシゴシ擦るのではなく、タオルで髪を挟んで水気を取るようにタオルドライします。
【7】育毛剤などでケア
お風呂上がりの血行がよくなった状態で、育毛剤や発毛剤、頭皮用美容液などお悩みに合ったもので頭皮ケアしましょう。
抜け毛に対して私自身が手応えを感じたのは、ニューモ 育毛剤。スプレータイプで使いやすいです。
【8】頭皮をマッサージ
私は、(7)の直後、マッサージを行うことを習慣にしています。
頭皮と顔の皮膚とは繋がっているので、頭皮のマッサージを行うことでリフトアップ効果や顔のくすみを払拭する効果なども感じています。
ツールは、電動式のドクターシーラボ リフトアップマッサージャーと手動のuka scalp brush kenzanの両方を使っています。
ドクターシーラボはボディにも使えるので、肩や背中などにも使用。心地よく揉み解してくれるように感じています。ウカはほどよい固さでツボを刺激しやすく、シャンプーのときにも使っています。
【9】ドライヤーで乾かす
ドライの前に、アウトバス用トリートメント塗り、ドライヤーの熱から髪を守ります。
ドライヤーを使う際は、ぬるめの温度で頭皮を先に乾かしてから髪を乾かします。毛先にはドライヤーを当てないことも大事なポイントです。
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白髪も薄毛も遺伝的要因ももちろん関係していますが、私自身はひとつひとつの工程を丁寧に行い、それを継続することで、頭皮環境を整え、健やかな黒髪を育むのに効果を感じています。
ぜひ今日から毎日のケアにスカルプケアを取り入れませんか?