おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。
お肌の乾燥が気になる季節。せっかくメイクしたのに、夕方頃、気がついたら肌が「粉吹き状態」になっていることも…。
パーティーやイベントなど人と会う機会が増えるシーズン。本格的に寒くなる前に、なんとかしたいものですよね。
そこで今回は、乾燥しにくいベースメイクのコツと、粉吹きしてしまったときの応急処置法をご紹介します。
粉吹きを防ぐ「化粧下地」の塗り方
朝のスキンケア後、すぐに下地を塗ると、メイクがヨレやすくなります。
ベースメイクを始めるベストタイミングは、スキンケアの後、しっとりしているけどベタベタしなくなった時。美容液などを塗った直後ではなく、ベタつきがなくなった頃に下地を塗りましょう。
そして、下地も季節に合わせた衣替えが必要です。
乾燥が気になるこの時期は、保湿成分が入ったうるおいのあるものがおすすめ。
今回使ったのはrom&nd(ロムアンド)の「バックミートーンアップクリーム」。
保湿成分としてコメエキスを配合、肌への密着力が高く、次に使うファンデがぴたーっときれいにつくんです。
両ほほ・鼻・あご・おでこの5点に点置きしたら、力を加えないようやさしく伸ばします。
ムラなく伸ばせたら、両手で顔を包み込み、じわっとハンドプレスをしてなじませてくださいね。
ファンデーションも保湿重視で選ぶ
秋冬のファンデーションは、保湿力が高いリキッドやクッションファンデを選びましょう。
最近手に取ることが多いのは、TIRTIRの「MASK FIT ALL-COVER CUSHION」です。
日常的にマスクを使っているので、メイク崩れ防止機能が高いのはうれしい!そしてハイカバーだからコンシーラーを塗る手間が省け、忙しい朝にはもってこいです。
クッションファンデをきれいに塗るコツは、なんといってもパフの使い方。
パフをすべらせて塗るとツヤ感が薄れてしまうので、トントンとたたき込むように塗ります。
小鼻などの細かい部分は、パフを折って塗るとしっかりフィットするのでお試しを。
ファンデを塗り終えたら、先ほどと同じようにハンドプレスをして肌になじませましょう。
【応急処置法】粉吹きに気が付いたら…
メイク直し中、粉吹きに気が付いたときは、すぐに応急処置をしましょう。
コットンに乳液を含ませて優しく拭けば、乾燥してかさついた肌にうるおいを与えることができます。
そのあとフェイスパウダーをふわっとのせれば完成。乳液で拭く時は、強い力を加えないでくださいね。
秋冬に粉吹きがしやすい方は、メイクポーチに乳液とコットンを忍ばせておくと安心できると思います。
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いかがでしたか?
今回は粉吹き肌を防ぐベースメイクのコツと、メイク直しでの応急処置法をお届けしました。これから寒くなりますが、うるんとした肌で過ごしましょう♪
☆この連載は<毎週日曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!