大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
今の季節は、汗や皮脂、マスク蒸れによるベタつき、ベースメイクのヨレや崩れが気になりますよね。
今日は、汗をかいても崩れにくいベースメイクを作るため、朝に取り入れたいポイントや、メイク直し時のコツをご紹介します。
崩れにくい肌は「化粧下地」が大事!
ファンデーションの前に塗る化粧下地には、ファンデをぴったり肌に密着させて崩れにくくすることが目的。
夏は汗をかきやすく、皮脂分泌も多いことから、メイクをした数時間後にはもうテカリやファンデ浮きが気になることも。
崩れ、テカリを防止するために、まずは、汗や皮脂を吸収する成分が入った化粧下地を選び、朝のメイクで仕込むことが重要です。
私が愛用している下地は、「プリマヴィスタ スキンプロテクトベース <皮脂くずれ防止>超オイリー肌用」。
皮脂を固める粉体が含まれていて、テカリを予防。肌になじませると撥水性の高い「下地膜」をはることで、汗にも強いことが特長です。
サラッとした液体テクスチャーなのでつけ心地も軽やか。色味はシースルーブルーですが、塗り広げると透明になるので、肌色を選ばず使いやすいんですよ。
しっかりなじませよう!「化粧下地」の塗り方
1) 下地を適量手に取り、両頬、おでこ、あごに置き、指の腹で顔全体に広げます。
2) 広げたあとは、指の腹で優しくおさえながら、しっかりなじませます。
下地を塗らなっかったり、下地をしっかり馴染ませていなかったりすると、ファンデーションの引っかかりが悪くなって崩れやすくなります。
メイク崩れを防ぐ効果がある下地を、上のように丁寧に塗ることで、崩れを気にせず快適に過ごせますよ。
夏におすすめなのは…クッションorパウダータイプのファンデ
さまざまなタイプのファンデーションがありますが、夏におすすめなのは、液体タイプで薄づきのクッション、もしくは、粉が固った状態のパウダータイプがおすすめです。
リキッドやクリームタイプはカバー力はありますが、油分が多めなので、汗や皮脂が出て崩れやすくなります。
夏向き!ファンデーションの塗り方
1) パフやスポンジにファンデーションをとり、手の甲で軽くなじませます。
2) 顔の中心から外側に向かって広げるように塗ります。
※パフやスポンジにファンデーションを取るのは両頬、おでこ、あごにのせる3〜4回ほどで、顔の外側に向かって薄くなっていくイメージです
※何度もファンデーションをつけ足すと厚塗りになったり、崩れやすくなったりしますので、気をつけましょう
3) 目元のクマ、シミ、小鼻の赤みなどをカバーしたい場合は、スポンジに残ったファンデーションを使いながら優しくおさえながら色を重ねます。
仕上げとメイク直しは、ブラシ+フェイスパウダーが正解
ファンデーションを塗ったあと、フェイスパウダー(おしろい)を重ねてベタつきや崩れを予防しましょう。
パフでつけると密着力は高いですが、厚塗りやマットになってしまうのでブラシで仕上げるのがおすすめです。
メイク直しでも使える◎フェイスパウダーの塗り方
1) 毛質がやわらかく大きめのフェイスブラシにフェイスパウダーを含ませ、ティッシュに軽くなじませます。
2) 頬の中心から外側に広げ、(1)を繰り返し、もう片方の頬にも(1)を繰り返し、おでこ、鼻、あご周りに広げます。
※ファンデーションと同じで顔の中心から外側に広げるように重ねることで立体感とツヤ感が出ます
※汗や皮脂によって崩れやすい目元、鼻まわりはパフにフェイスパウダーを含ませ手の甲でなじませてから、優しくおさえるように重ねても良いです。
メイク直しはティッシュを活用
メイク直しの際は、ティッシュを三角折りにして軽くおさえながら、肌表面の汗や皮脂を吸い取り、上にご紹介した(1)(2)(3)の手順で塗り直しましょう。
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汗、皮脂、マスク蒸れなどで崩れにくいベースメイクは、アイテム選びや塗り方などがポイントになります!ぜひ参考にしてください。