「常に食事量を少なく」「とにかく運動を!」などのストイックなダイエットは長続きせず、ストレスも溜まりがち。
正しい知識を身に着けることで、効率よく理想の体づくりを進めていけるはず♪
今日は、ダイエットインストラクター岩瀬結暉さんの連載の中から、ダイエットに役立つ豆知識を3つご紹介します。
朝or夜?運動すると「痩せやすい時間帯」って?
効率よく痩せたいなら「朝」がおすすめ!
1日の中で運動して最も痩せやすい時間帯は、朝!
朝は体内の糖質が少ない状態のため、体脂肪が分解されやすくなります。起床後、ご飯を食べる前に行う朝ランやウォーキングは、効率の良い運動法といえますね。
また、朝の運動は基礎代謝をアップさせ、1日全体の消費カロリーを増やしてくれるという効果も!
ちなみに、さらに効率よく体を動かしたい場合は、無酸素運動(筋トレなど)→有酸素運動(ランニングやウォーキング)の順番で行うと、脂肪分解+消費の効果が高くなると言われています。
(参考:朝食前 or 夕食後…いつ運動すると痩せやすいの?)
甘いものがやめられない…!「おやつ」は何時に食べるのがいい?
どうしても甘い物がやめられない方は、おやつを食べる時間を意識してみて!
おやつは「14~15時前後」に
食べたものを脂肪に蓄える働きを活発にするタンパク質の一種「BMAL1」(ビーマルワン)。
このBMAL1の分泌が少ない時間に食事をすると脂肪になりにくく、分泌の多い時間は脂肪になりやすいと言われています。
BMAL1は14時前後が最も少なく、21時から深夜2時頃に多く分泌されるのだそう。
つまり、食べたものが脂肪になりにくい14~15時前後は、おやつを食べるのに適した時間!
おやつももちろん食べ過ぎは禁物。内容もハイカカオのチョコやドライフルーツ、ナッツなどがおすすめです。
(参考:ダイエット中に甘いものを食べるなら…何時がいいの?)
夜遅くの食事はNG!「夜食」が太りやすい理由
睡眠にも影響!夜遅い食事はなぜだめ?
先ほどもご説明した通り、BMAL1は夜21時から深夜2時頃に多く分泌されます。
つまり夜遅くから深夜は、1日の中で最も食事が脂肪として貯め込まれやすい時間帯です。
さらに深夜の食事は、睡眠にも悪影響が…。
寝ながら体の中で消化活動が行われるため、睡眠が浅くなってしまう原因に。疲れやすくなったり、睡眠中の成長ホルモンが十分に分泌されず、痩せにくい体になっていまいます。
仕事などで、食事がどうしても夜遅い時間になってしまう場合は、食べるなら消化によいもの、そして量も調整したりして工夫をしてみましょう。
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ダイエットインストラクターの岩瀬さん曰く、ダイエット成功のコツはとにかく続けること。
今回挙げた3つのポイントを頭に入れながら、まずは1週間、次は2週間と、継続することを目標にしてみましょう!