ツナ缶で簡単!「冷や汁」「紅しょうがごはん」2品弁当

 

みなさま、おはようございます。料理家の「かめ代。」です。

心が楽になる2品弁当。連載第155回目の2品弁当は

  • 冷や汁
  • 紅しょうがごはん

のレシピをご紹介します。

スープジャーは保温だけでなく保冷もできるので、夏も活躍します!今回は、宮崎の郷土料理「冷や汁」を簡単に。

干物のお魚のかわりに、ツナ缶を味噌やごまと一緒にトースターで焼いて香ばしく。すり鉢も使わずに作る方法を、今日はお伝えしますね。

紅しょうがのせのごはんに、冷や汁がぴったり!ぜひ一度お試しください。

ツナ缶で簡単!「冷や汁」「紅しょうがごはん」2品弁当

ツナ缶で簡単!「冷や汁」「紅しょうがごはん」2品弁当

1品目 冷や汁

材料(1人分 スープジャー :  容量0.38L使用)

  • ツナ缶 (1/2缶)
  • 味噌 大さじ2
  • すりごま(白) 大さじ2
  • 豆腐(絹でも木綿でもお好みで) 1/3丁(100g)
  • きゅうり 1/2本(100g)
  • みょうが 1個
  • 大葉 1枚
  • 冷水 1/2カップ ※冷蔵庫でしっかり冷やした水
  • 氷 1/2カップ分

作り方

1) ボウルにツナ缶と味噌、すりごまを入れてスプーンの背でつぶすようにしてよく練って混ぜる。

※スプーンの背でつぶすようにして混ぜると、すり鉢がなくてもよく混ざります

冷や汁

2) フライパン用ホイル(アルミホイルでも)を、20cm程度切って、4辺を二つ折りしてしっかりした型にして(1)を塗り広げる。

冷や汁

3) トースターや魚焼きグリルで強火で3~4分、香ばしく焼き、バットなどにおいて冷蔵庫に入れて冷やしておく。

※こんがりと焼き目がつくまで。お好みでもっと焦げ目を付けても美味しいです。ツナ缶の油の助けもあり、味噌とすりごまが香ばしく焼けます

冷や汁

4)焼いている間に薬味などを切る。きゅうりは薄切りにしてひとつまみ(分量外)の塩をまぶしてしばらく置いてしっかりと水気を絞る。みょうがは薄切り、大葉は細切り、豆腐は角切りにする。

薬味

5) 計量カップに冷水を100cc(1/2カップ)を入れて、氷を入れる(合わせて1カップが目安)。(3)の味噌をボウルに入れて、少しずつ氷水を入れてスプーンの背でつぶすようにして溶きのばす。

冷や汁

6) スープジャーに(5)を氷ごとすべて入れて、(4)の豆腐と野菜をのせる。ぴったり蓋をしてランチタイムまで保冷。氷が溶けて冷たい冷や汁になります。

冷や汁

2品目 紅しょうがごはん

材料(1人分)

  • ごはん ちゃわん1杯分
  • 紅しょうが 適量

作り方

弁当箱にご飯をつめて紅しょうがをのせる。

2品弁当の詰め方プロセス

今回はスープジャー弁当ですので、詰めるだけ!

スープジャー弁当

今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?

冷水と同量の氷の氷水を用意して味噌を溶かすと、冷え冷えの冷や汁ができます。味噌は多めですが、ご飯と一緒に食べるのでしっかり味が◎!

冷や汁

ランチタイムに、スプーンでごはんをすくって冷や汁に入れてお楽しみください。お好みですが、紅しょうがの酸味と甘みが冷や汁にとてもよく合い、魚の臭いも軽減するので、紅しょうがごはんが、とってもおすすめです。

冷や汁

食べ進めてきたら、冷や汁の方をごはんにすべてかけても◎お好みの食べ方でどうぞ。

味噌を焼いている間に具を切ったりごはんを詰めたりすると、10分で完成する夏のお弁当です!

夏の冷たいスープジャー弁当。お楽しみください。

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「心が楽になる2品弁当」のルール

  • おかずは2品だけ
  • 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
  • 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
  • 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当

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料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

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忙しい朝でも作れる♪「心が楽になる2品弁当」

人気料理研究家のかめ代(かめよ)さんによる、弁当メニューとレシピ、詰め方レッスン。時短で楽に作れておいしい2品弁当、唐揚げや卵焼きなど定番お弁当おかずやおにぎり、お手軽レンジおかず、ダイエット中に役立つヘルシーレシピ、傷みを防ぐコツも。
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

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