今日のカフェボンボンは、深まりゆく秋にぴったりの『拾って楽しむ紅葉と落ち葉』。
落ち葉や木の実を美しい写真とともに紹介した本です。身近な自然に楽しみを見つけてくださいね。
『拾って楽しむ紅葉と落ち葉(森の休日1)』
写真:平野隆久/文:片桐啓子
出版社:山と渓谷社
いつも通る散歩道も木々が色づいてきました。赤や黄色に染まった並木道を橋の上から眺めたり、ドングリや落ち葉を拾うのが楽しみです。
木の下を歩いていると、結構、ドングリが落ちてきます! ピシッと体に当たるとちょっと痛いくらい。小さな実の勢いの良さに驚きます。自然の造形美にほれぼれしたら、やっぱり名前や種類も知りたくなる。そんなとき、紅葉と落ち葉について解説した本書がとても役立っています。
葉の色が変わるしくみに始まり、モミジやコナラ、ブドウにサクラなど、何種類もの落ち葉を紹介。落ち葉を拾ったり飾る楽しみ、押し花の楽しみ方も。
この季節、落ち葉用の本やノートをいつも一冊持ち歩いていると便利です。気に入った葉をはさんでおいて、家で別の本などに移し重石をして押し葉作り。一枚の葉に秋を閉じ込めたような押し葉は、本のしおりにおすすめです。
紅葉の「朝時間」は、タネまで赤いニシキギ。鳥の目を引くタネは、朝焼けのような色。
葉っぱの虫食いのあとや穴のひとつも、木々が季節を生きている証。個性的な葉を眺めていると、秋ってドラマティックな季節だと実感します。
Love, まっこリ〜ナ
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