1月1日:今日は「元日」
みなさま、明けましておめでとうございます。2021年は、このコラムをお読みいただき本当にありがとうございました!2022年はもっと興味を持っていただけるような雑学をお届けできるよう、精いっぱい努力してまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日は「元日」(がんじつ)。でも、「元旦」(がんたん)とも言いますよね。これって、どういう違いがあるんでしょう?早速調べてみました。
同じようで微妙に違う、「元日」と「元旦」
実は、別の意味を持つ2つの言葉。
「元日」が1月1日そのものを指すのに対し、「元旦」は1月1日の午前中を指すのだそうです。つまり、1月1日の午後になってしまったら「元旦」という表現はおかしくなってしまうのですね。
年賀状には「元日」「元旦」どっちを書くのが良い?
ということは、年賀状に記載する場合は「元日」「元旦」どちらが適しているのでしょうか?
これに関しては諸説あるようですが、最近ではどちらでも良い、という流れになってきているようです。ただ、投函が遅れた場合などは、「元日」「元旦」とは書かずに、「正月」「新春」などの表記をおすすめします。
いかがでしたか?同じようで違う、「元日」と「元旦」。今後、使う際はちょっとだけ意識してみてくださいね。
「元日」とは?
「新しい希望と決意とをもって新しい年のはじめを祝う日」とする国民の祝日のひとつ。最も大切な年中行事であるお正月は、元旦に門松で年神様を迎え、井戸から若水を汲んで供え、雑煮やおせち料理を食べて祝う。この習慣は江戸時代からあった。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
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