英語「hit the spot」の意味って?
「寒いときは熱燗が五臓六腑に染み渡るよね。」を英語で言うと…
中学レベルの表現では「私が熱い酒を飲むとき/寒い冬の日に、私は言う、“ああ……、素晴らしい”」などと言うことができます。
五臓六腑に染み渡るとは、酒が体の隅々まで染みて行き渡る様を表していますが、酒は胃と腸を通るだけですから、「寒いときは、熱い酒が下りていく/いい感じで」や「寒い日に、私は楽しむ/熱い酒が進んでいくのを/私の胃の深くへと」と表してみてはどうでしょうか。
また、「飲食物が申し分ない、満足させる」という意味を表す「その地点をヒットする」というイディオム hit the spot を使って、「寒い夜の熱燗はたまらないよね」とすることもできます。
これで通じる!よくある日本人の解答例
- When I drink hot sake on a cold winter day, I say, “Ahh… that’s great.”(=寒い冬の日に熱い酒を飲むとき、私は言う、“ああ…素晴らしい”と)
- When it’s cold, hot sake goes down nicely.(=寒い日は、熱いお酒が心地よく下りていく)
- On a cold day, I enjoy hot sake going deep down into my stomach.(=寒い日に、私は熱いお酒が胃の深くへと進むのを楽しむ)
- Hot sake on a cold night (really) hits the spot, doesn’t it?(=寒い日の熱燗はたまらない。でしょ?)
英語ネイティブの解答例
Warm [hot] sake is perfect on a cold day.(=寒いときは熱燗がいいね)
Hot sake warms me up (nicely) on a cold day.(=寒いときは熱燗が体を温めてくれる)
On a cold day, I enjoy drinking hot sake and feeling it warm me up inside.(=寒い日は、熱燗が五臓六腑に染み渡るのを楽しむ)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- hit the spot:(飲食物が)満足させる、申し分ない、まさに今欲しいものだ
- go down:下りる、落ちる、沈む
- stomach:胃、腹部
- inside:内側、腹の中
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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