大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
お正月はごちそうを食べて、ゆっくり過ごした…という方が多いのではないでしょうか。
クリスマスから年末年始にかけてはいつもより食事量が増え、高カロリーなものを食べる機会が続きましたよね。このような食生活が続くと、体から不要になった老廃物が排出されず、体内に余分な脂肪や塩分、糖分が蓄積されるようになります。
お正月明けに「なんとなく顔が丸くなったかも?」と感じることがあるのは、そのため。
そこで今回は、顔のむくみや丸さの定着をおさえるため、スキンケアのついでにできる「フェイスマッサージ」をご紹介します。
スキンケアのついでに♪顔のむくみを解消する「フェイスマッサージ」
フェイスマッサージは、朝のスキンケアが終わったあとの「メイク前」と「夜のスキンケア」の時に、少し多めのクリームを塗布しておこないましょう。
【1】手のひらをフェイスラインに密着させ、あご先〜耳たぶの下(耳下腺)に向かって老廃物を流す。ゆっくり5回繰り返す。
【2】指の腹で口角をギュッと持ち上げ、ゆっくり移動しながら噛み合わせの筋肉をほぐし、耳たぶの下(耳下腺)に向かって老廃物を流す。5回繰り返す。
【3】指の腹を使い、耳たぶの下(耳下腺)を軽く押しながら、円を描くようにつまりをほぐす。約10秒おこなう。
【4】指の腹で小鼻の横を下から上に向かって持ち上げ、「イー・ウー」と言いながら10回繰り返す。
【5】ほうれい線に中指と薬指を置き、顔の中心から外側(耳の付け根)に向かってゆっくり流す。5回繰り返す。
【6】耳たぶの下(耳下腺)に指の腹を置き、耳の付け根を通り生え際へ向かって下から上にゆっくり流す。5回繰り返す。
【7】鼻の側面に指の腹を置き、顔の外側、こめかみ、おでこに向かってゆっくり流す。5回繰り返す。
耳たぶの下(耳下腺)は、顔の老廃物が蓄積しやすい場所です。この部分に老廃物が蓄積していると、横から見た時にフェイスラインの輪郭がぼやけ、正面から見た時に顔が大きく見える原因になります。
老廃物の蓄積やつまりによって痛みを感じた場合は、少し力を弱めて、数日間繰り返しほぐすとつまりがほぐれ、痛みがやわらぎます。
またほうれい線が目立つ、フェイスラインの引き締まり感がないと感じる場合は、口角から頬、耳の周りを流し、筋肉をしなやかに顔の輪郭を整えるようにマッサージしましょう。
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お正月に蓄えたむくみを定着させないためにも、朝のスキンケア時やメイク前、夜のスキンケア時に取り入れて素早く解消しましょう!
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!