マスク生活で顔を出すことが減ると、フェイスラインがたるんだりむくんだりしがち。たるみによりほうれい線が目立つようになると、やっぱり気になりますよね。
今回は、お顔の上を転がして血行をよくする「フェイスローラー」を使って、むくみやたるみをケアできる方法をご紹介します。
購入したものの使い方や効果がいまいちわからないまま、ほったらかしになっている…なんて方、ぜひもう一度手にとって、お顔ケアを試してみてください。
ただ転がすだけじゃない!ポイントをおさえたケアが大切
値段やメーカー問わず、フェイスローラーを使う時は、むくみやたるみ、二重あごなどの原因となる「ポイント」をおさえてケアすることが大切です。
【1】あご裏から耳下腺に向かって流す(左右20回ずつ)
洗顔後、美容オイルもしくはフェイスクリームを塗り、すべりの良い状態にします。
余分な脂肪や皮膚のたるみの最終地点となるあご裏からフェイスライン、老廃物がたまりやすくむくみ顔に見える耳下腺に向かって流します。
【2】老廃物のたまりやすい耳下腺をほぐす(左右約20秒ずつ)
顔のむくみが気になる人は耳下腺が張ったようなつまり感、押すと痛いと感じませんか?
耳下腺をマッサージして老廃物を流すことで、正面から見たときの顔の大きさ、横から見たときのフェイスラインが変わります。
【3】口角から耳下腺、小鼻から耳の付け根を流す(左右20回ずつ)
ほうれい線が目立ち、顔がゆるだような引き締まり感のない頬のたるみは、口角から噛み合わせの筋肉をほぐし耳下腺に向かって、小鼻から頬骨の下を通り耳の付け根に向かって流します。
口角と小鼻から耳に向かって通っている筋肉をしなやかにし、頰のラインを整えましょう。
【4】口角下→目の下、噛み合わせ→こめかみ、耳下腺→こめかみへ流す(左右10回ずつ)
全体的に皮膚が下がったように感じるのも筋力の低下によるたるみが原因。
皮膚を元の位置に戻していくように縦にローラーを動かすことで、顔の横幅を目立ちにくくし、顔がすっきり、小さくなったように整えることができます。
むくみやたるみの原因、リンパや筋肉の位置に合わせてフェイスローラーを転がすことで、正面から見たときの顔のむくみ感や頬の重さや低下によって深く見えていたほうれい線を目立ちにくくし、口元のたるみや顔の横幅も変えられます。
有名なメーカーや高価なフェイスローラーだから効果があるというより、顔の作りや立体感に合わせてローラーを動かすことで効果アップは可能。
おうちで眠っているフェイスローラーがある方は、ぜひ復活させて活用してみてくださいね!
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!