年末年始といえば、食卓にごちそうが並び、テレビを見てゆっくり過ごす人も多いでしょう。
あまりお腹が空いていないのについつい食べてしまい、年始になると「体が重い」、「体重が増えた」と感じた経験はありませんか?
今回は、年末年始の体重増加を抑えるために意識すべき7つのことについてご紹介します。
年末年始!ダイエットで意識すべき7つのこと
カニ鍋やすき焼き、おせち、数の子、いくらなどの豪華な料理だけでなく、お雑煮、スイーツ、お菓子などを食べる機会が多い年末年始。
太らないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
【1】野菜と食物繊維から食べて、食べ過ぎを防ぐ
ごちそうが並んでいると、あれもこれも食べてしまいますよね。
鍋類の場合は白菜や水菜、ねぎなどの野菜、おせちはごぼう、酢の物、しいたけの煮物、田づくり、昆布巻きなどから食べるようにしましょう。
空腹状態に糖質や脂質の多いものから食べると、血糖値の上昇、吸収率アップなど、食べ過ぎの原因に。
そのため野菜や食物繊維から食べて、よく噛んで満腹中枢を高め、食べ過ぎを予防しましょう。
【2】味付けが濃いおせちは食べ過ぎセーブ!
おせち料理は日持ちするように作られているものが多く、砂糖、みりん、塩、醤油で味付けされているものがほとんどです。
中でも、栗きんとん、伊達巻、黒豆はカロリーが高いので、少量に留め食べ過ぎに注意しましょう。
【3】お餅は1日1個!おもち2個でお茶碗一杯分のカロリー
お正月に欠かせないのが「お餅」ですが、原料はもち米なのでカロリーと糖質が高めです。
切り餅(約50g)を2個食べると、お茶碗一杯分の白米と同じような量・カロリーになります。
2〜3個のお餅を入れたお雑煮、小腹が空いて食べた焼き餅…。加えてごちそうやおせち、スイーツやお菓子を連日のように食べると、明らかにカロリーオーバーしてしまいます。
こういったことから、お餅は1日1個に留めておくのが良いですね。
【4】ほんとに食べたい?「お菓子」や「スイーツ」
年末年始は食事量が多いのにも関わらず、ごろごろしてしまい運動不足になりがち。
それなのに小腹が空いたり、口が寂しかったりすると、お菓子やスイーツ、アイスに手を伸ばしてしまうことが多いです。
お菓子やスイーツ、アイスは糖質や脂質が多いので、こちらも食べ過ぎには注意しましょう。
【5】夜18時〜19時までに食事を終わらせる
朝、昼、間食、夜としっかり食べて、テレビを見たり喋りながらだらだら何かを食べ続けていませんか?
常に胃に食べ物があると、消化しきれず負担をかけたり、消化・分解が間に合わず、体内に吸収し続ける原因となることも。
順番、内容、量に加えて、「ダラダラ食べ」はしないようにしましょう。
【6】30分〜1時間でもOK!食べたものは歩いて消費
お正月はお参りやご挨拶に外出することもあるものの、大半は家でゆっくり過ごすという人が多いのではないでしょうか。
筆者が計測したものですが、一日中何もせず、家の中で過ごした日の歩数は約300歩。一方、30分のウォーキング(約2.5km)をすると、約3,750歩分に相当し、消費されるカロリーはたったの141kcal!
30分のウォーキングを頑張っても、たったのこれだけしか燃焼されないんです。
いつも以上に高カロリーの食事、食べ過ぎをしやすい年末年始こそ、意識的に運動して少しでも消費しましょう。
【7】入浴で食べたものを消費する
この時期は寒いので入浴する人も多いと思いますが、30分の半身浴や全身浴で85〜95kcalを消費することができます。
入浴は有酸素運動の一つなので、体脂肪の増加を予防できて効果的です。
飲み水を持ち込み、ドアや窓を少し開けて換気しながら30分入浴する。または体を洗って15分入浴し、頭を洗ってさらに15分入浴するなど、2回に分けるのも良いですね。
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お正月に太ったと感じる原因は、食事の摂取量、カロリー、消費の仕方に問題があるはず。年始に「やばい、太った!」と焦らないためにも、ぜひお休み中の食生活で意識してみてくださいね。
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!