大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
年末年始は連日のようにごちそうやスイーツをお腹いっぱい食べたという人も多いのではないでしょうか。
食べ過ぎが続くと、食べても食べても満腹感がないような「胃袋無限大状態」になりがちです。
今回は、エステティシャンである私が行っている「胃腸を調整する」食事メニューついてご紹介します。
年末年始のあるある…「胃袋無限化」
年末年始の食事といえば、味付けの濃いもの、ハイカロリーなもの、糖質の多いものが多く、野菜不足になりがちです。
また、お餅などの消化の遅いものや、年末からの暴飲暴食などは、胃腸に負担をかけ、体が重くなるぶん運動不足にもなりやすくなります。
「胃袋無限大状態」を続かせないために、お正月明けは食事の内容を調整して切り替えましょう。
【1】「野菜たっぷりスープ」で胃腸リセット
食物繊維を補ったり、胃腸を整えたり、また、老廃物を体内に停滞させない意味でも、胃腸リセットには野菜たっぷりスープや鍋がおすすめです。
キャベツや白菜、ねぎ、もやし、しめじやえのきなど様々な野菜や豆腐を入れることで満足感が高まり、スープやお野菜の水分によって腸が動きやすくなるなどのメリットもあります。
リセット用の野菜スープは、具材を少し細かく切り胃腸の負担を軽減させたり、キムチやチゲ、塩ベースのものは塩分が高くむくみやすくなるのでだしベースなど薄めの味にしたりすることもポイント。
お正月に食べ過ぎたり、野菜不足かも?と感じる人は、具材や味つけを変えながら、数日間お鍋やスープを取り入れてみてください。
【2】お米、小麦粉の代わりに「オートミール」を活用
お腹に溜まりやすく、食べた感があるものといえばお米や小麦類ですよね。
その代用となるダイエット食品として、近年注目を浴びているのが、食物繊維を補いつつ糖質を控えることができるオートミールです。
私自身は、お米、粉物、麺類を食べてしまった翌日の調整や、それらを食べたくなった時にオートミールを代用しています。
オートミールにお茶漬けの素を入れてお茶漬け風にしたり…
鍋で余った野菜を入れてリゾット風にしたり。
他にもチャーハン、小麦粉やお好み焼き粉の代わりにオートミールを使用してお好み焼きなどにもおすすめです。
【3】「おから」で満腹感を高める
生おからににんじん、しいたけ、こんにゃくなどを入れておからを作ります。
おからはタンパク質、食物繊維が豊富で、便秘予防にも効果的です。
スープやサラダを食べた後におからを食べると満腹感も高まり、食べ過ぎ予防にもなるほか、作り置きもできるので忙しい日の一品にもおすすめです。
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お正月の間に食べ過ぎて、胃腸に負担がかかっていると感じる方は、ぜひお正月明けから、野菜スープやオートミール、おからを取り入れたヘルシーな食事を意識してみてください。