みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第113回目の2品弁当は
- えのきの肉巻き 梅ポン酢味
- キャベツのフライパン蒸し
のレシピをご紹介します。
今回の肉巻きの食材は「えのき」!細長い形状がとても調理しやすくて、肉も巻きやすく、とてもおすすめです。さらに今回はさっぱり、梅ポン酢味に!
そして副菜のキャベツは、途中フライパンを洗わずに調理できますので、時間も調味料も光熱費も節約!
新米によく合う、おかずです。お試しください。
新米ご飯に合う!「えのきの梅ポン肉巻き」「キャベツのフライパン蒸し」2品弁当
1品目 えのきの肉巻き 梅ポン酢味
(材料)1人分
- 豚うす切り肉 100g ※今回は100gで6枚
- えのき 小1袋(50g)
- 大葉 6枚
- かたくり粉 小さじ1
- ポン酢 大さじ2
- 梅干し(大) 1個
- ごま油 小さじ1
(作り方)
1) えのきは、石づきの部分を落として半分に切り、6等分にする。
※豚肉の枚数に合わせてえのきの量は調整してください
2) 豚肉に大葉とえのきをのせて巻く。
3) かたくり粉を全体にまぶし、フライパンに油を入れて中火で熱し、巻き終わりを下にして並べ入れる。
4) 転がしながら全体に焼き色を付け、フタをして蒸し焼きに。火を通したら、ポン酢と梅干しを回し入れる。
※焦げ付きそうだったら、水を大さじ2程度足してください
※えのきにしっかり火が通ったら、ひとまわり小さくなります。汁気を炒り飛ばしてください
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。フタも必要です
5) 取り出して好みの大きさにカットする。
※このあとフライパンは洗わずに、2品目の副菜を作ります
2品目 キャベツのフライパン蒸し
(材料)1人分
- キャベツ 100g
- 水 大さじ3
- 塩 ひとつまみ
- かつおぶし 小1パック
(作り方)
1) キャベツは細切りにする。
2) 肉巻きを作ったあとのフライパンに、キャベツと水、塩を入れてフタをして中火で蒸し煮にする。
3) しんなりしてきたら、火を強めて汁気を炒りとばす。
4) かつおぶしを入れて和える。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。今回は、丸わっぱ2段に詰める。副菜を奥に詰める。
3) 大葉を敷いて肉巻きを3本詰める。
※えのきは、かみきりにくいので、お子さまなどには半分に切って、それを元の形に戻して(くっつけて)詰めるといいですよ
4) 手前に半分にカットした肉巻きを詰める。
※半分にカットすると高さが足りずに沈むことがあります。そんなときは、まず底に寝かせて底上げしたあと、その上に残りを詰めるときれいに詰めることができます
5) ごはんは、今回は白ごはんで。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉 1枚)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
今回の肉巻きの具は「えのき」。簡単にポン酢での味付けですが、大葉や梅も追加して、さっぱりしっかり味のおかずに。白ご飯にとてもよく合います。
フライパンに残った豚や梅の旨味や調味料は、水でのばしてキャベツを蒸し煮すると無駄がありません。
白ご飯が進むおかずです。毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!