おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
まだまだ昼間の気温は暑いぐらいの日が続きますが、暦の上ではもうすっかり秋ですね。そこで今日は、食卓から秋を感じられる簡単な盛り付けのコツを紹介します。
買ってきたお惣菜でもOK!ひと手間で秋らしさを
おうちでご飯を食べる機会がぐっと増えた人が多いと思いますが、いつものごはんでも盛り付けを変えるだけで、イメージが全然違ってきます。
私が主催する盛り付け講座でも、講座で習った盛り付けで家族に夕飯をだしたところ、「いつもは無反応な家族から大好評だった!」というエピソードもあるほど。
盛り付けは、例えば、買ってきたお惣菜などでも、ひと手間加えるだけで素敵に見えますし、季節感を足すこともできます。また、手抜き感もなくなりますので満足度のある食卓をつくれます。
今日はおうちでも簡単にできる秋らしい盛り付けのコツを2つご紹介します。
まず1つ目は、野菜を型抜きすることです。
秋ならば、紅葉がおすすめ。なんでもないいつものごはんも、紅葉で抜いた人参やさつま芋があるだけでぐっと季節感を感じることができます。
買ってきたお惣菜やお味噌汁の具に紅葉型で抜いた野菜を添えると、食卓も華やかになります。
秋らしい「たべられる菊」で手軽に季節感を
もう1つ、おすすめしたいのが、いつもの料理にあしらいをプラスすることです。あしらいとは、器に盛りつけた料理を一層引き立てる目的で添える「野菜類や花」などのことをいいます。
わかりやすいところでいえば、貝割れや、大葉などもあしらいになります。
今の季節におすすめしたいのが「菊」。その中でももって菊とよばれる山形で主に生産されている大ぶりの菊花がおすすめです。花びらをそっと引き抜いて、いつもの料理にそっと添えるだけで、一気に秋の装いになります。
地味になりがちな、おひたしなども、菊花が加わるだけで、よそ行きの印象に。食べられる菊ですので、生はもちろんですが、さっと湯がいて酢飯と混ぜたりとアレンジも利きます。
いかがでしたか?
いつものおうちごはんも、盛り付けを変えるだけでぐっと季節感のある食卓になります。秋なら、紅葉型の型抜きがあれば、野菜を型抜きして添えるだけで季節感のある印象に。
また、料理の仕上げに添えるあしらいも、この時期ならもって菊という、食べられる菊がおすすめ。地味になりがちな和食に彩りと味わいを添えてくれます。ぜひお試しください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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