10月9日:今日は「熟睡の日」
熟睡できて目覚めた朝って、本当に、気持ちいいですよね!ところが、最近よく「不眠」や「寝不足」で悩む人の話をよく耳にします。
私はどちらかというと寝付きは良いほうなのですが、去年、初めて手術を受けた後に不眠を経験しました。
手術後に体質が一時的に変わってしまったのか、術後1週間は全く眠れなくなり、心身共にボロボロでした。眠れないと、体調が悪くなるのは勿論のこと、頭もうまく働かないし考え方も悲観的になってしまうもの。
2週間後には治ったのですが、あの時経験した不眠は何よりも辛いものでした。
そこで今日は、熟睡するために必要と言われる必須アミノ酸をテーマに取り上げてみました。
トリプトファンとは?
「トリプトファン」とは食事から接種しなければならない必須アミノ酸のひとつで、乳製品や大豆製品、ナッツ類などの様々な食品中のたんぱく質に含まれているそうです。
「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」は、このトリプトファンから生合成され、精神を安定させる働きがあります。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「健康用語辞典」 セロトニン
さらに、夜には脳内で「メラトニン」という睡眠ホルモンに変化。つまり、トリプトファンは眠りを助けてくれると考えられています。
眠れない夜は「ホットミルク」
「眠れないときはホットミルク」と耳にしたことがある方は多いと思います。
トリプトファンが豊富に含まれている牛乳を飲むことは、安眠に良いのだそう。私自身も、眠れない夜はホットミルクを飲むことが多いですよ。
個人的おすすめ食材は「バナナ」
実は、バナナにも豊富なトリプトファンが含まれているそう!私自身、最近は朝ごはんによくバナナをいただいています。
ココナッツオイルでサッと焼くと、あっという間に焼きバナナの出来上がり。もともと甘味の強いバナナですが、焼くとさらに甘味が増し、とろっとした食感が楽しめて新感覚スイーツになりますよ。
過剰摂取は禁物!
とはいえ、過剰摂取には注意!摂れば摂るほど熟睡できる、というものではないようです。また、過剰に摂取してしまうと肝臓に負担がかかることがあるそう。眠りたいからと行って、牛乳やバナナなどトリプトファンが含まれる食材の摂りすぎにはご注意くださいね。
「熟睡の日」とは?
埼玉県所沢市の一般社団法人睡眠栄養指導士協会が制定。睡眠の時間や質が悪い寝不足な人々に、熟睡することの大切さを知り、熟睡のための知識を学び、熟睡体験をしてもらうのが目的。日付は10と9で熟睡の「熟(じゅく=10+9)」と読む語呂合わせから。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
★この連載は毎朝更新します。明日もどうぞお楽しみに!