おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
今日からスタートする連載「しっかり食べても太らない♪朝からはじめるダイエットレッスン」では、ダイエットに役立つコラムをお届けします。分かりやすく伝えていけるようつとめますので、どうぞよろしくお願いします。
初回のテーマは「糖質の基本」。意外と知らない「糖質で太るメカニズム」について解説します。
糖質をとると、なぜ太る?
スイーツやパン、ご飯などの糖質を多く摂ると、なぜ太るのでしょう?ダイエットの成功率を上げるためには、まずここを理解しましょう。
「血糖値」と「糖質」の関係
血糖値とは、血液内の糖の濃度のことです。血糖値と聞くと生活習慣病に関係する言葉のようですが、若くて健康な人にも大いに関係するんですよ。
糖質と血糖値は、体の中で次のように作用します。
1. 糖質を含む食事を摂る→一時的に血液の中に糖が増えて血糖値が上がる
2. 血糖値が上がる→インスリンというホルモンが分泌され糖を回収する
3. 糖が回収される→血糖値が下がり、空腹を感じる
菓子パンやうどんなど糖質メインの食事をして、1〜2時間程度ですぐに空腹を感じたことはありませんか?
糖質メインの食事は血糖値を急上昇させます。その後すぐにインスリンが多量に分泌されるため、血糖値が急下降して、食べてもすぐに空腹を感じてしまうのです。
糖を体脂肪にたくわえる「インスリン」
血糖値が上がって分泌される「インスリン」は、糖を回収するだけではなく、糖を体脂肪にたくわえるホルモンでもあります。糖質の多い食事で太りやすくなるのは、このインスリンのはたらきが原因なのです。
つまり、ダイエットにはこの血糖値の上下をゆるやかにすることが有効。空腹を感じにくく、体脂肪をたくわえにくい状態を作りやすくなります。
血糖値の急上昇や急下降を防ぐためには、糖質の少ない食材選びと食べ方が重要です。
また、糖の多い食事を繰り返すと、インスリンのはたらきで太りやすくなるだけではなく、生活習慣病のリスクも高くなると言われています。ぜひダイエットの基本として、糖質で太るメカニズムを覚えておいてくださいね。
次回のテーマは「糖質の貯蔵庫を空にして痩せるコツ」です。
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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!