おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
前回の記事では、太りにくい食べ方を7つ紹介しました。
今日は、また別のダイエット方法として、「DIT」という消費エネルギーを利用して、食べること+αで基礎代謝をアップさせて消費カロリーを増やし、痩せ体質を目指す方法について解説します。
食事で基礎代謝アップ!「DIT」って?
食事をすると消化・吸収をするために、食べた後もエネルギーが消費されます。
この食後の消費エネルギーのことを『食事誘発性体熱産生(DIT)』といい、何もしてなくても消費されるエネルギーの10〜15%を占めるといわれています。
消化吸収の時におきる胃や腸のぜんどう運動や、肝臓で栄養をエネルギーに変えたり貯蔵する時、身体は熱を発散しエネルギーを消費するのです。
このDITを利用すれば、食べることで消費エネルギーを増やすことができます。
「DIT効果」を上げて痩せ体質になる9つの方法
【1】噛む回数を増やす
噛む回数が増えると、胃や腸に送る血流量がふえて消化が活発になるため、噛むほどに痩せやすくなります。
【2】たんぱく質をしっかり摂る
摂取する栄養素によってもDITは変わります。
厚生労働省によると、脂質だけを摂取した時は摂取エネルギーの約4%、糖質だけの場合は約6%、タンパク質だけの場合は30%。通常の食事はこれらの混合なので、約10%程度といわれています。
たんぱく質の多い「お肉ダイエット」なるものが存在するのも納得です。
【3】食事は早めの時間に
食べる時間帯が早いほどDITの効果は高く、遅い時間は低くなります
朝はDITがアップするので太りにくく、夜は遅くなるほど太りやすくなるのです。
【4】リラックスしながら食べる
リラックスをして食事をすることでDITは高くなり、慌ただしく食事をすると低くなります。
【5】辛いものをおいしく食べる
辛いとDITがアップし、甘いとDITは低くなります。
また、おいしいと感じるとDITはアップし、おいしくないと感じるとDITは下がります。ダイエット中でも、おいしいと感じる食事をしましょう!
【6】温かいものを食べる
冷たいものより、温かいものの方がDITは高くなります。
温かいものを食べると汗が出てくるので、代謝アップがイメージしやすいかと思います。
【7】硬い食材を食べる
柔らかいものより、固いものの方がDITは高くなります。
歯ごたえのないものばかりでなく、根菜やお肉など硬い食材も取り入れましょう。
【8】体温を上げる
体温が高い人は、低い人よりDITが高いです。
普段から身体を温めるように心がけることは、健康にもダイエットにも共通するのですね。
【9】活動量を増やす
普段から運動習慣があり動いて過ごしている人は、動いてない人より、DITの効果は高くなります。
定期的に運動する習慣をつけましょう。
まとめ
食事は毎日することです。その毎日の食事の環境や、小さな習慣の積み重ねは、ダイエットの効果に大きな影響を与えます。
まずは、自分の生活スタイルに取り込みやすいものから、続けてみませんか。
質問などがございましたら、私のInstagram(@yukinyansa)のダイレクトメッセージにご連絡くださいませ。
☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!