ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターのみなさんによる連載がスタート!おうちでできる、心とカラダを磨くセルフエステヨガを届けていただきます。(毎月第2、4水曜日更新)
今回は「顔むくみ解消編」として「首筋を伸ばすポーズ」と「魚のポーズ」をご紹介します。
朝はもちろん、お仕事中のリフレッシュにも効果的なポーズです。ぜひ試してみてくださいね。
首筋を伸ばすポーズ
人間のカラダの約7割は、血液やリンパ液等の水分でできています。そのため、カラダの冷えや筋肉の緊張、重力などの影響により、水分の巡りが滞ることでむくみを引き起こします。
特に朝、顔がむくみやすいのは、就寝時常にカラダを横にしているため、重力の影響により、起床時に比べて頭部に水分が流れやすいから。
このポーズでは、特にリンパ管がたくさん通る胸鎖乳突筋という首の筋肉を伸ばすことで、リンパの流れをスムーズにし、顔のむくみを解消します。
顔周りがスッキリするだけでなく、肩や首の疲れも取れるので、朝はもちろん、お仕事中のリフレッシュにもおすすめのポーズです。
首筋を伸ばすポーズのやり方
1. あぐらで座り、背中の後ろで手のひらを上にして両手の指を組む。
2. 組んだ両手を右側にずらし、腰の右側に当てる。
3. 息を吸って、吐きながら首を右に倒し、左の首筋を伸ばす。ゆっくり呼吸をしながらキープ。
4.息を吸いながら首を起こし、吐きながら首を右にねじる。顔を右に向けた状態でキープ。
反対も同様に行う。
ポイント
- 首筋を伸ばしている方の肩は軽く後ろに引く。
- 奥歯や口元の噛みしめを緩めてゆっくり呼吸する。
- 首筋が伸びすぎて痛いようであれば、手の位置を腰の中央に少しずらして伸びの強さを緩める。
魚のポーズ
鎖骨周辺は、顔のむくみ解消のためにぜひケアしたい場所。顔のリンパはもちろん、全身のリンパが静脈へと流れ込むリンパ節がある鎖骨周辺の筋肉を伸ばすことで、顔のむくみが解消します。
さらに、あごを上げることにより、首の前側の筋肉も同時に伸びるため、二重あごの原因となる首や顔周りのたるみ解消効果もあります。シンプルなポーズですが、首や胸の筋肉をしっかり伸ばせるので、顔のむくみやくすみが気になるとき、フェイスラインをスッキリさせたいときにおすすめです。
魚のポーズのやり方
1. 脚を揃えて仰向けになり、手のひらを床向きにしてお尻の下に入れ込み、肘同士を寄せ合う。
両脚は内ももを締め、つま先を上に向けておく。
2. 息を吸いながら、肘から下全体で床を押して胸を引き上げ、背中を反らせる。
3.息を吐きながら、胸をさらに高く上げて頭頂部を床につき、首の前側を伸ばしてキープ。
ポイント
- 肩甲骨を寄せて肩を開き、胸を高く上げる。
- ポーズから戻るときは、必ず軽くあごを引き、首を起こしてから背中を下ろす。
- 首に痛みがある方はポーズを控える。
今回の担当:元石卿子(もといしきょうこ)
ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2020
元石卿子(もといしきょうこ)
詳しいプロフィール:https://yoga-lava.com/top_instructor/instructor_19.php
Instagram:kyoko.motoishi_topir
ホットヨガスタジオLAVA:https://yoga-lava.com/
☆次回は、2月24日(水)【セルフエステヨガ~背中美人編~】をUP予定です♪