朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、朝食のテーブルで読みたい本。
家で過ごす休日は、朝からおいしいおうちごはんを作りたい。キッチンで一日の大半を過ごしたくなる本をセレクトしました。雨の日には気持ちが明るくなる卵料理が嬉しいですね。朝食のテーブルで読みたい2冊です。
とびきり楽しいお料理絵本。
その昔、シャンソン歌手で名エッセイストの石井好子さんとイラストレーターの水森亜土さん、このおふたりが一緒にお料理の本を作っていたのです。
もちろん、料理は石井好子さん、絵は亜土ちゃん担当です。「卵とわたし」「ポテトとわたし」「ご飯とわたし」「サラダとわたし」のテーマに沿って、気さくなおそうざい風から洒落たメニューまで、100種類以上のレシピが登場します。
「お三時になにか食べたいと思ったら卵サンドを作りましょう。お夜食にもよいですね。なぜって、すぐに、とても早くできるから……」茶目っ気のある一言がなんとも楽しい。それから、亜土ちゃんの描く女の子たち、お料理を出すときの笑顔が最高です。
『料理の絵本 完全版』
著者:石井好子・水森亜土
出版社:文藝春秋
おいしさ伝わるエッセイ。
「かもめ食堂」「南極料理人」「深夜食堂」など、さまざまな映画やテレビドラマで料理を手がける人気フードスタイリスト・飯島奈美さんのエッセイ集。日々の食事や現場の料理シーン、ロケのエピソードとともに、おいしい料理のレシピ52品を紹介。映画やドラマの印象的なシーンが鮮やかによみがえってきます。
料理の仕事をするときの飯島さんのモットーは、楽しんで作ること。料理を作る過程を楽しむ姿勢、食材の組み合わせの変化のつけ方など、撮影の現場での料理のありかたは、ふだんの食事にも役立ちそうなヒントがいっぱいです。
「楽しみながら作る料理はまちがいなく美味しいはずです」そう語る著者の言葉から、日々のごはんづくりのよろこびが伝わってきます。
『ご飯の島の美味しい話』
著者:飯島奈美
出版社:幻冬舎
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『料理の絵本 完全版』
*『ご飯の島の美味しい話』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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