内側、外側の両方から、体の美しさにアプローチするヒントを教えてくれるヨガインストラクター高木沙織さんによるビューティー連載♪朝からすっきりきれいになれる、簡単ストレッチを毎週届けていただきます。
おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
ここまで長く外出自粛が続くと、目が覚めるのと同時に「ハァー…」と大きなため息が漏れてしまう朝もあるではず。そんな朝は、肩や背中の上部に、いつもの「肩こり」とはちょっと違う、どんよりとした重さ、不快感を感じませんか?
「あ、それ、私だ」と思った方。もしかすると、肩や背中の重さを通して、心がSOSを出しているのかもしれません。
肩~背中には「疲れ」「ネガティブな感情」が溜まりやすい
連日のテレワークや運動量の減少などによって、だる重く疲れやすくなっているパーツのひとつが「肩」、そして、「背中の上部」や「左右の肩甲骨の間」あたりです。
これらの場所には、「アナ―ハタ チャクラ」といって、無条件の愛をつかさどるチャクラ(エネルギーが渦巻く場所。体の前面・胸の中心にも存在する)があります。“孤独”や“愛情の不足”などが起こると、このあたりに違和感を感じやすくなる、と言われています。
人との接触が少ないことで、誰もが寂しさを感じている今年の春。肩や背中の違和感は、寂しさや、ひとりで過ごすことの疲れが原因かも。
ため息で始まった朝は、まずは重い体を起こして、肩と背中をほぐすストレッチをしてみましょう!
ため息で始まった朝に。心身の疲れをほぐす「肩と背中のストレッチ」
1. 上体を起こして座り、頭の上で手のひらを合わせる
※写真のように野外で行うのもおすすめですが、床やベッドの上でももちろんOK。野外に行く場合は、空いている時間や場所を選び、ソーシャルディスタンスを取って行うようにしてください
2. 腕をクロスして手のひらを合わせ、息を吸いながら背筋を伸ばす
3. 息を吐きながら肘を曲げる
呼吸にあわせて(2)~(3)を3~5回ほど繰り返しましょう
4. 最初の姿勢に戻ったら、腕を反対側にクロスして同じ動きを行う
肩や肩甲骨のあたりが動いているのを感じながら行いましょう。ただし、腕が上がりにくかったり、痛みがあったりしたら無理しないでください。
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自粛モードで心身の疲れが出始めた…という方も多いでしょう。ゆっくりと呼吸しながら行う朝ストレッチで、少しでも元気を取り戻せますように。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!