おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。3月ももうすぐ終わりますね。新型コロナウイルスの影響で、落ちつかない日々が続いているとはいえ、この春から新生活が始まる方も多いと思います。
そこで今日は、一人暮らしさんにおすすめの、朝の食卓で役立つ「お皿の選び方」をご紹介したいとおもいます。
はじめての一人暮らし。食器は何枚あればいいの?
はじめての一人暮らし。期待に胸を膨らませて、いろいろなライフスタイルショップをチェックしているという方も多いのでは?
きっと、「あれが欲しい」「コレも便利かも」など、さまざまな「理想」があると思いますが、一人暮らしのコンパクトなキッチンで使いやすいか、そして、どんなシーンでも対応できるか、など、「現実的」な視点も必要です。
まず最低限用意したいのは、ご飯茶碗、汁碗、マグカップ、デザート皿、取皿、サラダボウル、ガラスコップ。これだけあれば、事は足ります。カトラリーは、お箸とナイフ、フォーク、スプーンが1セットあれば、何とかなります。
そして、使いやすい「白」の、できるだけ「シンプル」なデザインのものを選ぶのもコツです。
お皿のサイズはキッチンのサイズに合わせて
また、食器を選ぶ時は、そのサイズ選びにも気をつけましょう。
気をつけたいポイント、まずひとつめが、住まいのキッチンのサイズと、お皿のサイズ感を比較、確認することです。
例えば、家族で住んでいた実家がコンロが3口あるようなキッチンなら、きっとシンクも割と広めなはず。なので、大きめのディナー皿などでも問題はありませんよね。でも、一人暮らしのコンパクトなおうちの場合、キッチンも必然的にコンパクトになるはず。小さなシンクでディナー皿はちょっと洗いづらいですし、置く場所にも困ります。
一人分のおかずを盛るお皿は、直径18〜20cm程のデザート皿で十分おさまります。もちろんたくさん食べたい!という方はディナー皿を選ぶという方法もあると思いますが、洗いやすさ、扱いやすさを考えると、デザート皿を2枚求める方が便利かもしれません。
また、ワイングラスなど背の高いグラスも、一人暮らしのキッチンでは、ちょっと扱いづらいもの。背の高いグラスよりは低めのグラスにする、またはリムがないグラスを選ぶことをおすすめします。
「2つ以上の用途」がある食器を選ぼう
また、食器は、2つ以上の使用用途がイメージできるものを選ぶと、活用しやすいです。例えば、以前もご紹介した、上の写真の「vision glass」。シンプルなフォルムながら、直火OK、電子レンジOKという優れもの。
通常のグラスとしての使い方はもちろんですが、プリンやマフィンの型としても使用可能。このまま直火でお湯も沸かせますし、ご飯だって炊けます。
私は、サラダのドレッシングを作る際のボウルがわりにしたり、カトラリー入れにしたりもしています。直径12cm位、高さ7cm位のサラダボウルは、サラダを盛る以外にも、簡単な丼ものや麺類、スープボウルがわりにも使えてとても便利ですよ。
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いかがでしたか?
食事は毎日のこと。だからこそ、使う食器は、デザイン性だけでなく、「毎日のくらしにフィットするかどうか」が大切です。くらしに合うものを選べば、長く使えます。
最適なサイズ、数量、そして扱いやすさや用途を考えながら、長く使える食器を選んでみてください♪
フードスタイリスト 河合 真由子
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