おうちで過ごす時間が長いとはいえ、休校中の子どもたちが遊び回っていたり、在宅業務で忙しかったりして、つい掃除や片づけがおろそかに…。ごちゃごちゃの家の中で長時間過ごすのは、精神衛生的にあまりよいこととはいえませんよね。
今日は、整理収納アドバイザーゆりんごさんの連載「片づけで叶える、にこにこらいふな朝時間」の中から、「いつの間にか散らかっちゃう…」を予防する、ラクに実践できる「片づけ習慣」をご紹介します!
明日やろう…はおしまい!「すぐやる習慣」
「明日やろう」「暇な時に片付けよう」はもうおしまい!まずは、「すぐやる習慣」を意識して、1日過ごしてみましょう。気づいた時にやらずに後回しにしてしまうと、余計な時間がかかってしまったり、結局やらずに終わってしまったりと、家の中が汚れたり散らかったりする原因に。
食事が終わった後の食器洗い、使い終わったモノを元あった場所に戻す、汚してしまった部分を拭く…などなど、目についた時にささっと短時間で済ませてしまいましょう。そうすることで結果的に家事の時短にもなり、部屋が自然と片付いていきますよ♪
頑張りすぎない!「合計5分の朝片づけ」
買い物や仕事から帰ってきたり、在宅ワークが一段落してふとお部屋を見ると、部屋が散らかり放題では…一気にげんなりしてしまいますよね。しかも、疲れた状態で片づけをするのはどうしてもおっくう。そんな方は、朝ちょっとだけ早起きして、短時間で部屋の中を整える習慣を試してみてください♪
この習慣をおすすめしてくれたゆりんごさんは、朝5分間を使って
- 起きたらすぐに布団をたたむ or ベッドをととのえる
- 床に落ちているモノ、服や子どものおもちゃなどをざっくりカゴの中に入れる
- ここだけ!と決めて、2分だけ掃除をする
この3つを朝の5分で実践しているそう。この片づけ時間があるだけで、朝のモチベーションがアップしたり、帰宅後の家事が格段に楽になるなら…とってもうれしいですよね!
毎日続けるためには、あまり気を張らずに、頑張りすぎないことも大切ですよ◎
モノを溜め込まない「一日一捨習慣」
「もしかしたらいつか使うかも」「もらいものだから捨てづらい」「高価なものだったからもったいない!」…そんな理由で捨てていないもの、ありませんか?不要なものは手放し、本当に必要なものだけを残していくと、家全体がスッキリしますよ◎
いきなり家の中を全部断捨離しようと思うとかなりハードルが高いですが、まずは「一日一捨」を目標に、いらないチラシや雑誌、賞味期限切れの調味料や食べ物、1年以上着ていない服など、身近なところから気軽に始めてみましょう。1日1つずつだとしても、毎日続けていくことで1か月後には家の中から30個以上の無駄なものを処分できます。
捨てるか悩んだ時は、1ヶ月以内、1週間以内、今日中などと、期限を決めて一時保管し、それまでに使えなかったモノは処分するというルールにしてみるのもひとつの方法です♪
無駄をなくそう!「◯◯をやめる」
春は新しいことを始めるのにピッタリな時期。ですが、実は始めるのと同じくらい「やめる」ことも、日常を大きく変化させてくれるきっかけになりますよ。例えば
- 試供品をもらうのをやめる
今すぐ使わないものは結局使わないことが多いので、初めからもらわないようにする。
- 家の中に必要のないチラシやDMを持ち込むのをやめる
紙1枚だとしても積もり積もれば大量のゴミに。エントランスにチラシ専用のごみ箱が置いてあることもあるので、そこでいらない紙は捨ててしまいましょう。もしエントランスにごみ箱がなかったら、帰ってきてすぐにごみ箱へ捨てましょう。何の気なしに部屋の中に置いておくのは避けて。
- 収納グッズを増やすのをやめる
収納グッズを増やすことは、根本的な片づけにはなりません!もしもモノが多いと感じたら、まずしなければならないことはモノを減らすことです。収納が増えることで結果的にモノが増えすぎてしまうことにもなりかねないので、収納グッズは必要なものが入るだけの量に留めておきましょう。
などなど、生活の中の無駄や不要な時間を振り返ってみると、「やめるべきこと」が見つかるヒントになりそうですね。
忙しい人にほどおすすめしたい、頑張らなくても毎日少しずつ、ラクにできる片づけ習慣をご紹介しました。
すべて一気に始めようとせず、自分に合ったものを、ライフスタイルに合わせて、できる範囲で実践してみてください◎