外出自粛要請が続く中、新年度がスタートしました。テレワークや休校などで落ち着かない新生活とはいえ、心を新たに、何か新しいことを始めてみたい…春はそんな季節ですよね!
今日は、おうちで過ごす時間が長い今こそ、自炊デビューしよう!ということで、幸せな1日のスタート、そして、健康なカラダづくりにもつながる「朝ごはん」の基本レシピやコツを、料理家 村山瑛子さんの人気連載「 朝食女子のための基本レッスン」から5つピックアップしてご紹介します♪
炊飯器にも応用できる「土鍋ごはんの基本」
まずは和朝食の基本!土鍋を使った、美味しいご飯の炊き方をマスターしましょう。
おうちに土鍋がない場合は、ステンレスやアルミ、ホーローの鍋などでもOK◎炊飯器に比べて難しいイメージがありますが、火加減のコツをつかめば簡単においしいご飯が炊けます♪
お米を研ぐ時最初のお水はすぐに捨てる、まだ肌寒い時期の浸水時間は1時間程度、ふっくらおいしく仕上げるコツは10分など、ポイントを覚えれば、炊飯器を使ってご飯を炊くときにも応用できますよ。
(和朝食のキホン!ふっくら「土鍋ごはん」の炊き方 by :料理家 村山瑛子さん)
お味噌汁がぐっとおいしく!「だしの基本」
ご飯と同じく、和朝食に欠かせないメニュー「お味噌汁」。
お味噌汁はもちろん、和食の基本となる「だし」のとり方を身につけると、朝ごはんだけでなく和食のレパートリーがぐっと増えますよ!
「一番だし」は、一晩水につけた昆布を火にかけて沸騰直前で取り出し、火を止めたらかつお節をくわえて2分ほど放置。ペーパータオルをひいたザルでこせば完成。毎朝やるのはちょっと手間だな…という場合は、まとめてとったものを冷蔵庫でや冷凍庫でも保存してもOK。
だしを取るのに使った昆布とかつお節は、甘じょっぱい味付けで煮詰めてふりかけにしたり、二番だしをとるのに活用しましょう!
(うまみが沁みる!「かつおと昆布のだし」の取り方 by :料理家 村山瑛子さん)
フライパンでも焼ける!「基本のトースト」
「朝はパン派」さんの定番朝ごはんといえば、食パンを香ばしく焼いたトースト。オーブントースターがなくても、フライパンフライパンや魚焼きグリルを活用して、カリッと香ばしく焼き上げることができますよ☆
トーストをおいしく焼き上げるためには、中の水分を逃さないように強火で短時間で焼くことがポイント。フライパンを使う場合は、よく熱してから短時間でサッと焼きましょう。魚焼きグリルは下に水を溜められるタイプのものが多いので、適度に水分を保ちつつ表面はカリッと仕上げられるのだとか。
外はカリッと中はもちっとならフライパンを、外はカリッと中はふわっとならグリルを、好みに合わせて使い分けてみて。
(トースターがなくてもOK!美味しいトーストの焼き方2つ by :料理家 村山瑛子さん)
ホットケーキミックスなしでも簡単!「基本のパンケーキ」
おうちに常備しておくと便利なホットケーキミックスですが、いつの間にか切らしていることも…。薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーなどの配分を一度覚えておけば、ホットケーキミックスを使わなくても、パンケーキが作れますよ!
キレイなパンケーキを焼くコツは、フライパンを熱したら一度濡れ布巾の上に置いてフライパンの熱を均等にする、生地は高い位置からフライパンに流しいれること。生クリームやバター、フルーツ、ジャムなどを添えて、召し上がれ♪朝ごはんはもちろん、休日ブランチにもおすすめです。
(フンワリもちもち、ツルンときれい!「基本のパンケーキ」 by :料理家 村山瑛子さん)
専用の道具は不要!「基本のホットサンド」
最後は、たんぱく質をしっかり摂りたい朝に食べたい、具だくさんホットサンド。ホットサンドメーカーがない場合は、フライパンを使ってこんがり焼き上げましょう♪
耳を落として具材をのせた食パンの周りに薄力粉大さじ1と水大さじ1を混ぜた「のり」を塗り、包丁の背を使ってしっかりとめれば、専用の道具を使ったみたいな、まわりが閉じたホットサンドが完成!
あとは、バターやサラダ油をしいたフライパンでこんがりするまで焼けばOKです♪
具材はハムやチーズ、野菜以外に、前日の残り物の煮物やカレーを挟んでもおいしいですよ◎
(専用の道具なしでOK!フライパンで簡単「基本のホットサンド」 by :料理家 村山瑛子さん)
基本を覚えてしまえば、自炊はどんどん楽しくなります!朝カフェでモーニングが食べづらい…そんな新生活シーズンこそ!おうちでおいしい朝ごはんづくりに挑戦してみてくださいねー♪