朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『エプロンメモ よりぬき集』。
雑誌『暮しの手帖』長期連載「エプロンメモ」から640篇をよりぬいたベスト版です。早春の章から冬の章まで、季節に沿って、昔ながらの知恵や日々の暮らしに役立つ楽しいアイデアを紹介します。
『エプロンメモ よりぬき集』
編集：暮しの手帖編集部
出版社：暮しの手帖社
「ナベでゴトゴト煮たおかずは、いいものですが、ついおっくうで、フライパンでジャアジャアということになってしまいます。煮ものは、思いついたときに作って、食べるのは次の日、というふうにすると、そんなに苦にならずに出来ますし、味もしみて、おいしくなります。」
この「一日おくと」というメモには、無理しすぎないでという温かいメッセージも感じられて、せわしない気持ちが落ち着きます。
それから、思わず心が弾むようなこと、毎日が明るく色づくようなこと。たとえば「朝から音楽」というアイデア、とても素敵です。「梅雨の時期、朝、目が覚めたときに、うす暗くて、雨音がしていると、どうにも気がおもくなります。そんなときは、音楽を流してみます。朝の支度や、出勤前のあわただしい時間ですが、なんとなく気分も晴れやかになって、キビキビ動けます。」梅雨の時期に限らず、朝の時間がちょっと楽しくなりますね。
料理をおいしくするひと工夫、忙しい朝のための軽朝食、整理・片付けの仕方、人づきあいのヒント。実用的なエプロンメモのなかに、小さな楽しみやサプライズがたくさん散りばめられています。
違う季節のページを読むのも楽しみのひとつです。めぐる季節を待ちながら、いまこの時期を自然と慈しむことができる気がします。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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