おはようございます。美容家の寒川あゆみです。
大阪のエステサロン「private salon Laule’a」の代表として、サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として活動しています。
「むくみやすい」「エアコンによって冷えやすい」「足が重だるくてすっきりしない」といったお悩みがある方も多いのではないでしょうか?
今回はエステティシャンである筆者が、すっきり軽い足を作るふくらはぎマッサージ法をご紹介します。
足先やふくらはぎのむくみ・冷えの原因は?
原因1:体の冷やしすぎ
暑い夏は、冷えた飲み物やアイスクリームなどを飲んだり食べたりする機会が増えたり、職場や自宅などでエアコンや扇風機などの風に当たる時間が長くなったりしがち。
長時間体を冷やしっぱなしの状態が続くと、内臓の冷えや心臓から遠い足先や手先の血行不良が起きやすくなり、手先や足先の冷え、体のむくみの原因になります。
涼しい室内にいる場合は常温の飲み物を飲むようにしたり、白湯や温かいお茶やスープを飲んでから食事をするようにし、一日の終わりには、ゆっくり湯船に浸かり体の芯から温まるようにしましょう。
原因2:運動不足による筋力の低下
子供の時に比べて運動不足になると、太ももやふくらはぎの筋肉が細く、弱くなります。
太ももやふくらはぎの筋肉が動くことで、ポンプの役割となり、下半身の血液やリンパの流れが活発になります。
運動不足によって筋力が低下すると、足先まで血液が行き渡りにくくなり、足先の冷えを感じやすくなることが。また、心臓に向かって血液やリンパの戻りが弱くなるため、ふくらはぎのむくみを感じやすくなります。
日頃から、階段の上り下りやウォーキングなど適度な運動を取り入れ、入浴中や入浴後にマッサージで血液やリンパの流れを促すことを習慣にしましょう。
すっきり軽い足を作るふくらはぎマッサージ法
1) 足裏全体を揉みほぐす
足裏には全身の体重がかかり、疲労が蓄積しやすい場所です。かかとや土踏まず、指の付け根や指など足裏全体を優しくていねいに約1分揉みほぐしましょう。
2) 足指セパレートで指を広げる
100円ショップなどでも販売されている足指セパレートを活用しましょう。指のあいだに挟むだけで指の付け根がグッと持ち上がり、指が開くことで指先まで血液が行き渡りやすくなります。
マッサージ中に足指セパレートをはめておくのがオススメ。
3) 足首をつかみ足先を上下に動かす
親指と人差し指で足首をつかみ、足先を上下に動かしてふくらはぎの筋肉を動かしましょう。筋肉が動くことで足首周りの老廃物が流れやすくなります。約20回繰り返しましょう。
4) ふくらはぎをつまみ足先を上下に動かす
(3)と同じようにふくらはぎをつかみ、足先を上下に動かしふくらはぎの筋肉を動かしましょう。約20回繰り返します。
5) 足首周りを上下に流す
指の関節を使いながら、足首周りを約1分上下に流しましょう。
6) ふくらはぎを上下に流す
(5)と同じく、指の関節を使いながら、ふくらはぎ全体を上下に約1分流しましょう。
7) ふくらはぎのリンパを流す
両手の親指をくるぶしの横にあるくぼみに沿わせ、ふくらはぎのリンパを約1分繰り返しながらゆっくり流しましょう。
8) ふくらはぎをこぶしでたたく
指の関節を使ってふくらはぎ全体を約1分軽くたたくようにほぐしましょう。
「冷えやむくみを感じる」「足が重だるい」と感じるときは、むくみや冷えの原因となる生活習慣がないかチェックし、ふくらはぎマッサージを取り入れて軽い足を作ってみてはいかがですか?
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!