おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
年齢を重ねると、頬やフェイスラインが下がってほうれい線が目立つ、まるでブルドッグのような「たるみ」が気になるもの。
でもこのフェイスラインの崩れは加齢だけが原因ではなく、季節や生活習慣によっても起こるそう。特に、暑い「夏」は顔がたるみやすい季節と言われています。
今日は、若い女性でも気をつけたい「夏のたるみ」の原因と、ブルドッグ顔を予防するためのヒントをご紹介します。
夏に顔がたるみやすい原因は?
汗をかく夏は、食事で塩分が欲しくなります。外食時などつい味の濃いものを選んでしまい、塩分の摂り過ぎになりがち。また、塩分を摂ると水分も欲しくなるため、特に飲み会などではビールなどお酒の量も増えてしまいます。
つまり、夏は塩分と水分が原因で、顔がむくみやすくなる季節。そのむくみをケアせずそのままにしていると、「たるみ」につながってしまうというわけです。
また、強い紫外線によって肌のハリ成分であるコラーゲンやエラスチンがダメージを受けやすい点も、夏に顔がたるみやすいくなる原因のひとつです。
朝は「引き上げるスキンケア」を
飲み会で塩分・水分をとりすぎた翌朝など、起きた後に顔の「むくみ」を感じたら、それはたるみ注意報。いつもの朝のスキンケアを「引き上げるスキンケア」に変えて、たるみにつながるむくみを解消しましょう。
洗顔後に化粧水を顔全体になじませた後、コットンに化粧水をたっぷりなじませます。人差し指と薬指でコットンを挟んだら、フェイスラインを下から上に向かってパッティングします。
顎から耳の下の耳下腺にリンパを流すように、手を動かしていきます。顔にコットンが少し触れる程度の優しい力加減で行うのがポイント。
フェイスラインがキュッと引き締まり、むくみが原因のたるみケアに効果的です。
もちろん「絶対にむくみたくない!たるませたくない!」という日の前日は、むくみの原因となる塩分のとりすぎやビールの飲み過ぎを控えるのがオススメです。
口角を上げて「イーウー体操」
顔の表情を作る「表情筋」の衰えは、たるみに直結します。
日常生活では、常に口角をキュッっと引き上げておくことがおすすめ。また、朝の着替え中や朝食を作っている間に、口をイーウーと大きく動かすイーウー体操をしてみましょう。
思いっきり口を横に動かして口角を引き上げたら、今度はチューをねだるようなイメージで、口を前に突き出します。
普段あまり使わない筋肉をしっかり使ってあげることでむくみ解消につながるだけでなく、表情筋を鍛えてたるみを防ぎやすくなります。
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顔がたるみやすい夏は、朝の身支度タイムやスキンケアで「ブルドッグ顔」を解消する新習慣を!
また、日頃から笑顔を心がけたり、口角を上げるよう意識することでも表情筋が鍛えられ、たるみ予防になります。ブルドックにならないように気を付けて、いつまでも若々しい表情でいたいですね。
☆この連載は<火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!