おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
朝晩はぐっと冷え込むようになりましたね。わたしも早朝にお出かけの際には、ショールなどのはおりものを手にしています。そんなちょっと寒い朝には、あったかいスープや飲み物が嬉しいですね。
そんな朝におすすめしたいのが「かきたま汁」です。今日はこのかきたま汁の作り方を、簡単だけど、でも意外と失敗しやすい「ふわふわ卵の作り方のコツ」もあわせて、ご紹介したいとおもいます。
寒くなると欲しくなる…朝の温かい「かきたま汁」
寒くなると欲しくなるのが、あったかいスープや飲み物。特に朝方は、日中と比較してもぐっと冷え込むことが多く、そんなときに温かい飲み物を飲めば、体の中からポカポカしてきますね。
とはいえ、朝から何か特別なことはできないので、できたら簡単につくれるスープなどのレパートリーがあるとうれしいもの。そんなときにおすすめしたいのが、かきたま汁です。
かきたま汁なら、特別な材料の準備の必要がなく、卵1個で簡単につくれるから、時間のない朝には大助かり!ふわふわの卵ととろみのあるスープで、お腹も心も温まるうれしい朝の一杯になるとおもいます。
ふわふわ卵がコツ!かきたま汁の作り方
かきたま汁、材料は、卵に、だし、塩、薄口醤油、片栗粉ととてもシンプルで作りやすいのですが、意外と難しいのが、卵をふわふわに仕上げること。今日は、ふわふわにするコツを紹介したいと思います。
卵をふわふわに仕上げるコツ-1
スープに味をつけたら、先に片栗粉でとろみをつけます。とろみをつけることで、卵を流し入れたときに卵がだれることなく、固まりやすくなります。
卵をふわふわに仕上げるコツ-2
鍋のスープはふつふつとゆるく煮立っている状態で卵を入れます。低温すぎると卵がうまく固まらず、スープが濁ってしまいますし、逆にグツグツ煮立った状態で入れてしまうと、スープの温度が熱すぎて卵を流し入れた時にすぐに固まってしまい、ふわふわになりません。
卵をふわふわに仕上げるコツ-3
卵を全体に流し入れたら、しばらくおいてからそっとかき混ぜます。すぐにかき混ぜてしまうと、固まっていない卵が塊になってしまったり、スープが濁ってしまうことがあります。
ふわふわ卵をもっと美味しく♪「中華風コーンスープ」アレンジ
基本のふわふわ卵の作り方のコツを覚えたら、もうひとつ、おすすめしたいレシピがあります。
私が昔中国にいたときによく食べていた「中華風コーンスープ」(中国語名は「玉米湯」といいます。)です。コーンスープという名前ですが、実は、このレシピもふわふわの卵が大きなポイントとなります。
作り方はとっても簡単!市販の鶏ガラスープにオイスターソース、酒で味付けをし、缶詰の粒コーンをいれて片栗粉でとろみをつけます。最後に溶き卵を流しいれたら完成。
ふわふわの卵と、シャキシャキのコーンの食感、そしてそこにほどよくとろみがついたスープがうまく絡まって…朝からちょっと贅沢気分を味わえる特別なスープです。ちょっと時間があるときに、ぜひ作ってみてください。
いかがでしたか?
寒くなると途端に恋しくなる朝の温かい一杯。おまけに冬が近づくと乾燥も気になり、温かいものでお腹も心も満たされたくなりますね?とはいえ、朝は時間がなく、朝から何か特別なことはちょっと難しい。そんなあなたにおすすめしたいのが卵1つあればできるかきたま汁です。
ふわふわの卵が特徴のあたたかいスープや汁物があれば、お腹の中から温まり、朝からほっこりした気分にもなれますよ。ぜひ、コツを覚えてふわふわ卵で温かい朝をお迎えください♪
フードスタイリスト 河合 真由子
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