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【ごきげんな朝の過ごし方】「マイ人生年表」を作る

 

こんにちは。株式会社 朝6時 池田千恵です。

 

働いていると誰もがいつかは経験する「仕事で報われない時期」ってありますよね。よく「踊り場感」とかいうやつです。(写真は、ちょうど「踊り場」にいるっぽい写真がとれたので…息子「とら」)

 

●今の職場での未来が何となく見えてしまった
●今まで評価されたやり方が通じなくなってしまった
●頼りにしていて、ロールモデルにしていた先輩が突然会社を辞めちゃった

 

などで、どこを目標に今後生きて行けばいいの?と困った経験ありませんか?

 

私も、もちろんあります。

 

そんなときの朝の習慣におすすめなのが「マイ人生年表」で過去の経験や行動を振り返ることです。

 

よく女性誌などで活躍している人のインタビューなどで見かける、人生の転機をグラフにしたもの、ありますよね。もしかしたら会社の研修などで、ざっくりしたものは描いたことがある方もいるかもしれません。

 

あのグラフ、形だけマネして描こうとしてもうまく描けないし、すでに結果を出した人が過去を振り返り、だれかに説明するために描くものだと思われがちです。

 

それに、今活躍したり、輝いている人のグラフをみていると、紆余曲折ありすぎだと思いませんか?

 

例えば
●会社をクビになった
●○千万円の借金を背負った
●急に社長に抜擢

 

みたいな。

 

そんな経験自分にはないから、いざ自分の図を書いてみても何もドラマティックなことなんてないし…となってしまいがちです。

 

でも、そうじゃないんですよね。描くための下準備をキッチリして、感情の揺れや行動についても細かく細かく描いていくと、自分の価値観や勝ちパターン、どんな時にどんな行動をするか、何を大切に思っていて、今後どうして行きたいかまでも分かってきます。

 

過去の行動や感情に沿った自分の人生の転機パターンが分かるため、新しいチャンスを逃さずにキャリア形成に活かすことができるようになるんです。

そうやって描いたグラフを私は「人生年表」と呼んでいます。きちんと書くことができれば、自分が求めている未来までも見えてくるのです。

例えば、

●振り返ると、いつも「こんな会社やめてやる!でも○ヶ月後のこれを頑張ってからやめてやる!」と思って仕事をしていると、必ずその直後に認められるようなこと、キャリアアップのチャンスが訪れているということがわかったり

 

●過去の自分に起きた出来事と、それを乗り越えてきた道を振り返ると「こんなに自分はがんばれたんだから、きっとこれからも大丈夫!」と自分を信頼できるようになったり

 

●毎回、悔しいとか悲しい思いをしたあと、しばらくするとものすごく良いことが起きている

 

という流れが分かるようになります。

 

<マイ人生年表、具体的にどう描くか?>

では、マイ人生年表は、どのように描くのかを解説しましょう。

 

1.日記や手帳の過去の記録を眺めながら(日記や手帳を書いていない人は過去の記憶をたどりながら)、図1の表にそれぞれ、「3大嬉しかったこと」「3大悲しかったこと」を記入し、その理由も記入します。

 

 

2.図2の表に、縦軸を感情の起伏、横軸を時間軸として折れ線グラフを書いていきます

 

記入のコツは、図1の表を全部書き終えたあと、その中での「最も嬉しかったこと」を図2に最上の頂点として、「最も悲しかったこと」を図2に最低の頂点として位置づけ、それに比べて他の出来事はどうだったかを記入していくことです。

この作業は過去をじっくり振り返るものなので、数分でちゃちゃっと終わらせることは難しいでしょう。取りかかるのは少し面倒かもしれませんが、1ヶ月くらいかけて少しずつ考えてみてください。作業が終わった後図として眺めたとき、自分の性格や今までの過去の出来事が今の自分にどう影響を与えているかが「見える化」できるようになりますよ。

これは、つらい経験も思い出すことも必要なことなので、夜やると落ち込みがちになる可能性もあるので、例えば、朝の30分、1ヶ月、始業前に描こう!などと習慣化することをオススメします。

 

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「朝キャリ」では、今回紹介した「人生年表」を徹底的に作り込む方法を動画で学べる上、みんなで人生年表をシェアしあい、一緒に作っていく部活や、早起きができるようになる部活も作る予定です。

 

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この記事を書いた人
Nice to meet you!

いつも余裕があるママの朝時間の過ごし方

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朝活の第一人者 ママになった池田千恵さんの朝の過ごし方
Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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