今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『あしながおじさん』。
孤児院で育った主人公ジュディが、匿名の紳士の支援で進学し、幸せな学園生活を送るシンデレラストーリー。世界中で愛され続ける名作を新訳でどうぞ。
『あしながおじさん』
著者：ジーン ウェブスター／翻訳：岩本正恵
出版社：新潮社
この物語を読むたび、幸せな気持ちに包まれる。それはいつだって、ジュディがハッピーでいるから。ポジティブに生きようとしているから——。
孤児院で育った主人公ジュディに舞い込んだ幸運のしらせは、ある裕福な紳士が彼女を大学に通わせてくれるという思いもかけないものでした。たったひとつの条件は、毎月その紳士に手紙を書いて送ること。ジュディは名前も知らない恩人「あしながおじさん」に宛てて手紙を書き続けます。
寮生活もキャンパスも好き。読書も食事もおしゃれも好き。自分自身を好きになって、大好きな友人と巡り合って、いろいろな新しいことをやってみたい。そんな幸せな日々をつづったジュディの手紙には、ごきげんに生きるヒントがいっぱい。ハッピーの種がこぼれおちそうなほど詰まっていることに気づきます。
そして、長いあいだひとりぼっちだったジュディが、手紙を書くことで初めて知った、誰かとつながっていという喜び。うれしくてたまらない気持ちが手紙の一通一通にあふれています。読めばきっとハッピーになれる本。幸せな気持ちになりたい時にオススメです。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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