今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『魔女の宅急便』。
魔女のキキと黒猫のジジと会えば、疲れも癒される。いつだって元気になれる。どんなときもがんばっているみなさんに、一年の終わりに贈りたい本です。
『魔女の宅急便』
作:角野栄子/画:林明子
出版社:福音館書店
迷っていること、うまくいかなかったこと、会えなかった人のこと。年の暮れはいつも、気持ちばかりが焦ります。
そんなとき、誰より会いたくなるのは、魔女のキキと心強い相棒ジジ。ほうきで大空を飛びながら、私にも素敵な贈り物を届けてくれる。そんな気がして、いろいろな想いであふれそうになっていた心がふわっと軽くなります。
満月の夜にひとり立ちするキキ、はじめての町で途方にくれるキキ、町のみんなのために懸命に荷物を届けるキキ。いつしかキキがはじめた「魔女の宅急便」の商売は町じゅうに知れ渡り、忙しい一年が過ぎていきます。
キキのように自分のできることを少しずつ育てていけたら。「誰でもひとつ魔法を持っている」著者の角野栄子さんのやさしいことばが胸に響きます。
以前ご紹介した角野栄子さんの暮らしの本、こちらもぜひどうぞ。
*『角野栄子のまいにち いろいろ』
Love, まっこリ〜ナ
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