今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、朝読書にぴったりの本を。
柴崎友香&川上未映子、2人の芥川賞受賞作家がみずみずしい言葉でつづる作品集です。日常に輝くきらめきを見つけたいときにオススメの2冊を選びました。花模様の美しい表紙カバーも素敵です。
「女の子カフェ」に胸キュン。
女の子の友だちをみんな家に呼ぼう。ふとした思いつきから催した、ある冬の日の女の子限定カフェ。お酒や食べ物を持ち寄っておしゃべりをして。他愛ないけれど幸せ。そんなかけがえのない時間が流れていきます。
職場の同僚とのおしゃべりやランチ、結婚式の二次会でも奇跡のような瞬間は訪れる。青い空を見上げて「なんで、なにもかもこんなにきれいなんやろう」というシーンが好き。表題作のほか「六十の半分」「ブルー、イエロー、オレンジ、オレンジ、レッド」を収録しています。
『主題歌』
著者:柴崎友香
出版社:講談社
ひそやかな愛。
川上未映子のみずみずしい感性あふれる短編集。日曜日の朝、別れた恋人との約束の場所・植物園へと向かうわたし。いつもアイスクリームを買いにくる「彼」を好きになったわたし。
確かなものなんてないけれど。それでも平凡な日常が熱を帯びるときがあると強く感じる7編。ささやかで儚い時のなかに、ひそやかな愛が息づいています。
『愛の夢とか』
著者:川上未映子
出版社:講談社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『愛の夢とか』
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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