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自然の声に耳をすませて。心を穏やかに鎮める、星野道夫のエッセイ集

 

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『長い旅の途上』

アラスカの自然や野生動物を撮り続けた写真家・星野道夫のエッセイ集。大自然の厳しさと美しさ、動物たちとの出会い、極北の大地に暮らす人々との交流を伝える珠玉の一冊です。

ページをめくると、自然のささやきが聞こえてきます。ザトウクジラの歌、オオカミの遠吠え、オーロラの気配。流氷が動きだす、春を告げる音。

星野道夫さんが好きだったセスナのプロペラ音が、今にも聞こえるような気がして、私は耳を澄ませます。すると、どんな都会の喧騒も忘れて、心は穏やかに満たされてゆく。

アラスカの大自然とそこに生きる人々に深く心を寄せた星野さん。とりわけ愛したのはアラスカの冬でした。雪に閉じ込められる長い日々に、人々は心に静けさを取り戻すのだそうです。そして、冬至の翌日から始まる春を待つ喜びも。

太古の森や氷河の流れ、凍てつく冬の空に舞うオーロラを想いながら読みたい。朝読書にもおやすみ前の読書にもおすすめです。


長い旅の途上
著者:星野道夫
出版社:文藝春秋

以前ご紹介した星野道夫さんの本、こちらもぜひどうぞ。
『旅をする木』
『森へ』

Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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