今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『遠回りがいちばん遠くまで行ける』。
どんなときも焦らずに、前に進むヒントを探すための本。転職を繰り返し、40か国を旅した著者が遠まわりの体験を通して綴る、説得力のあるエッセイ集です。
『遠回りがいちばん遠くまで行ける』
著者:有川真由美
出版社:幻冬舎
まわりの人はずっと先に進んでいるのに、私は足踏みしていると感じるとき。でも、焦って自分のペースを乱さないで。大切なのは、見せかけの損得にとらわれないこと。人と比較することで自分を苦しめないこと。
遠まわりしても大丈夫と勇気づけてくれる本書。「前に進む勇気がもてない人」「一人で心細くなっている人」「八方ふさがりになっている人」などに向けて、近道を探すのではなく、自分の道をのびのびといく方法を伝授します。
私がとても素敵だと感じるのは、ふがいない自分であっても「満点」をあげるという著者の生き方。うまくいかないことも満点だと思えば、また前に進んでいけますよね。道に迷ったときは、直感に従ってみる。いつも「ワクワクと魂が喜ぶこと」を選ぶのがおすすめだそうです。
まわり道だからこそたどり着ける場所があると気づかせてくれる一冊です。「遠まわりをしている人は、近道では見えない景色が見える」元気がわくこのひと言を、一日のスタートの「朝時間」に。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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