今日のカフェボンボンは、『しない生活』。
『考えない練習』『沈黙入門』などで知られる僧侶の新刊。新聞の人気連載「心を保つお稽古」が本になりました。
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』
著者:小池龍之介
出版社:幻冬舎
しない生活。これだけ聞くと、消極的な印象を受けるかもしれない。著者がすすめるのは、ただ“しない”のではなく、自分の心を内省するために“しない”ことをすること。
自分で自分を苦しめるという煩悩に常に悩まされている私たち。しないという選択もまた、煩悩から解き放たれる道なんですね。
心は迷い、乱れて当たり前。でも、不安や怒りが募ったら、自分の本当の気持ちを認める。たとえそれがいくらかっこ悪かったとしても。
自分の声を、まずは自分が聞き取ろうとすることが、仏教の大事な修行なのだそうです。情けない感情を自分に隠さなければ、すっと楽になれる。
静かに語られるお坊さんの言葉。
心乱れたときに効きそうです。
よい週末を!
Love, まっこリ〜ナ
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